マルチシステム機能を使用している場合のバックアップ・リストア機能について説明します。
マルチシステム機能を使用している場合、バックアップ・リストアは、システム単位で行うことが可能です。マルチシステム機能を利用した場合のバックアップ・リストア機能は以下のことを行うことができます。本機能を利用することにより、前版からのバージョンアップ、資源のバックアップ作業およびリストア作業も容易となります。
前版でバックアップした資材を、今版のシステムにリストアすることが可能。
デフォルトシステムのバックアップ資材を拡張システムにリストア可能。(注1)
拡張システムのバックアップ資材をデフォルトシステムにリストア可能。
デフォルトシステムのバックアップ資材を他サーバの拡張システムに移出可能。(注2)
拡張システムのバックアップ資材をデフォルトシステムに移出可能。(注2)
他サーバのデフォルトシステムのバックアップ資材を自サーバの拡張システムに移入可能。(注3)
他サーバの拡張システムのバックアップ資材を自サーバのデフォルトシステムに移入可能。(注3)
(注1)
一部のサービスの資材はリストアすることができません。
(注2)
一部のサービスの資材は移出することができません。
(注3)
一部のサービスの資材は移入することができません。
上記の“一部のサービス”についての詳細および、バックアップ・リストア機能の詳細に関しては、“付録C マルチシステムでのメンテナンス(資源のバックアップ)”を参照してください。