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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Java EE運用ガイド(Java EE 6編)
FUJITSU Software

13.3.2 データベースの環境設定

使用するデータベースを起動します。以下の説明では、Java EE 6機能が提供する開発用の簡易データベースであるJava DBを利用します。

注意

データベースの起動

以下のように実行してデータベースを起動してください。デフォルトでは、データベースとして1527ポートが使用されます。1527ポートがほかのサービスですでに利用されている場合は起動エラーとなります。1527ポートを使用しているサービスを停止して、再度コマンドを実行するか、--dbportオプションを指定して空いているポートを指定してください。

C:\Interstage\F3FMisje6\glassfish\bin\asadmin start-database 

/opt/FJSVisje6/glassfish/bin/asadmin start-database

データベースのテーブル生成

サンプルアプリケーションでは、自動的にテーブルが生成されるため、操作の必要はありません。


参考

JPAのpersistence.xmlファイルに以下を定義しているため、サンプルアプリケーションを配備した時に自動的にテーブルが作成され、配備解除時に自動的にテーブルが削除されます。

<property name="eclipselink.ddl-generation" value="drop-and-create-tables"/>

事前にJava DBにテーブルを定義したい場合

事前にJava DBにテーブルを定義するには、データベースの操作を行うijコマンドを使用します。サンプルアプリケーションにはテーブル作成用のファイルが用意されています。ijコマンドを使用して、本ファイルを指定して以下のように実行することでテーブルが生成されます。

C:\Interstage\F3FMisje6\javadb\bin\ij C:\Interstage\F3FMisje6\samples\setup\createDDL.jdbc

/opt/FJSVisje6/javadb/bin/ij /opt/FJSVisje6/samples/setup/createDDL.jdbc

テーブルを削除したい場合

サンプルアプリケーションにはテーブル削除用のファイルも用意されています。同様に以下のように実行することでテーブルが削除されます。

C:\Interstage\F3FMisje6\javadb\bin\ij C:\Interstage\F3FMisje6\samples\setup\dropDDL.jdbc

/opt/FJSVisje6/javadb/bin/ij /opt/FJSVisje6/samples/setup/dropDDL.jdbc

上記のファイル(createDDL.jdbc、dropDDL.jdbc)にはデータベースに接続するため、以下のように定義されています。データベースの起動で使用するポートを変更した場合は、ポート番号を変更してください。

connect 'jdbc:derby://localhost:1527/interstage-samples;create=true';