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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Java EE運用ガイド(Java EE 6編)
FUJITSU Software

10.30.5 OM4000番台のメッセージ

INFO: ISJE6_OM4000: Java EE 6 resource backup has started.

[意味]

資源のバックアップを開始します。


INFO: ISJE6_OM4001: Java EE 6 resource backup completed normally.

[意味]

資源のバックアップが正常終了しました。


ERROR: ISJE6_OM4002: Java EE 6 resource backup ended abnormally.

[意味]

資源のバックアップが異常終了しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

このメッセージの前に原因となったメッセージが出力されています。このメッセージの前に報告されたメッセージを参照してエラーを修正してください。


INFO: ISJE6_OM4003: Restore of Java EE 6 resources has started.

[意味]

資源のリストアを開始します。


INFO: ISJE6_OM4004: Restore of Java EE 6 resources is complete.

[意味]

資源のリストアが正常終了しました。


ERROR: ISJE6_OM4005: Restore of the Java EE 6 resources is ended abnormally.

[意味]

資源のリストアが異常終了しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

このメッセージの前に原因となったメッセージが出力されています。このメッセージの前に報告されたメッセージを参照してエラーを修正してください。


ERROR: ISJE6_OM4008: Java EE 6 resources have already been backed up to the specified directory. dir={0}

[可変情報]

{0}:-dオプションで指定したディレクトリ

[意味]

指定したディレクトリにはすでにバックアップ資源が存在します。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

指定したディレクトリとは別のディレクトリを指定するか、または指定したディレクトリ配下の資源を削除、または移動してください。


ERROR: ISJE6_OM4009: There are no Java EE 6 resources in the specified directory. dir={0}

[可変情報]

{0}:-dオプションで指定したディレクトリ

[意味]

指定したディレクトリにはバックアップした資源が存在しません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

-dオプションには資源をバックアップしたディレクトリを指定してください。


INFO: ISJE6_OM4011: Extraction of Java EE 6 investigation data has started.

[意味]

調査資料の採取を開始します。


INFO: ISJE6_OM4012: Extraction of Java EE 6 investigation data is complete.

[意味]

調査資料の採取が正常終了しました。


ERROR: ISJE6_OM4013: Extraction of Java EE 6 investigation data ended abnormally.

[意味]

調査資料の採取が異常終了しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

このメッセージの前に原因となったメッセージが出力されています。このメッセージの前に報告されたメッセージを参照してエラーを修正してください。


ERROR: ISJE6_OM4016: Unable to copy file. src={0} dest={1} detail={2}

[可変情報]

{0}:コピー元ファイルのパス名
{1}:コピー先ファイルのパス名
{2}:詳細情報

[意味]

ファイルのコピーに失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

  • {0}のファイルに、コマンドを実行したユーザに対する読み込み権限が設定されているか確認してください。

  • {1}の上位ディレクトリに、コマンドを実行したユーザに対する書き込み権限が設定されているか確認してください。

  • ディスクの空き容量が不足していないか確認してください。

  • バックアップ先のディレクトリ名の長さを短くして、再度コマンドを実行してください。

  • {2}の詳細情報をもとに原因を取り除いてください。


  • プロセスが起動している状態でiscollectinfoコマンドを実行した場合、{2}にファイルがロックされている旨のメッセージが出力される場合があります。{0}が以下のファイルである場合、本メッセージは無視してください。

    • PCMIサービスが使用するファイル

      • server.start

      • .pcmi_lock

      • instance-trace-0.log.lck

    • 各種ログファイルのロック用ファイル

      • server.log.lock

      • server_access_log.txt.lock


  • ウィルス対策ソフトやエディタなどのプログラムがファイルをロックしていないか確認してください。


ERROR: ISJE6_OM4020: Java EE 6 investigation data already exists. {0}

[可変情報]

{0}:-dオプションで指定したディレクトリ

[意味]

指定したディレクトリにはすでに調査資料が存在します。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

  • 指定したディレクトリとは別のディレクトリを指定してください。

  • 指定したディレクトリ配下の調査資料を削除、または移動してください。


ERROR: ISJE6_OM4021: Unable to copy file attributes. src={0} dest={1} detail={2}

[可変情報]

{0}:コピー元のファイル
{1}:コピー先のファイル
{2}:詳細情報

[意味]

ファイル属性のコピーに失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]


  • 詳細情報に「errno=3 func=CreateFile」または「errno=206 func=CreateFile」が含まれている場合、コピー先のファイルのパスがシステムの最大長を超えているため、コピーに失敗している可能性があります。バックアップコマンドの実行の際に本メッセージが出力された場合、バックアップ先のパスの長さを短くして、再度バックアップコマンドを実行してください。解決しない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

  • 不要なアプリケーションを終了するかシステムで使用できるファイル記述子の数を増やしてください。

  • このメッセージには、システムコールのエラー番号が示されます。システム管理者に問い合わせてください。


ERROR: ISJE6_OM4022: Environment variable does not exists. name={0}
ERROR: ISJE6_OM4022: Environment Variable {0} is not configured.

[可変情報]

{0}:環境変数名

[意味]

環境変数が設定されていません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

  • {0}が以下の場合、Java EE 6運用環境が壊れている可能性があります。Java EE 6共通ディレクトリやJava EE 6のインストールディレクトリが存在するか確認してください。

    • AS_JAVA

    • AS_JAVAEE6_SHARED_DIR

    • AS_DERBY_INSTALL

    • AS_INSTALL

    • JAVAEE6_INSTALL

  • 一度リストアに失敗すると、本メッセージが出力されて再度リストアに失敗する場合があります。その場合は、Java EE 6をインストールし直して環境を復旧後、再度リストアコマンドを実行してください。


ERROR: ISJE6_OM4038: Message Queue Broker is running.

[意味]

メッセージブローカが起動しています。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

メッセージブローカを停止してください。


ERROR: ISJE6_OM4045: System directory does not exist. path={0}

[可変情報]

{0}:コピー元ファイルのパス名

[意味]

製品を構成するディレクトリが見つかりません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

製品をインストールしなおしてください。


WARNING: ISJE6_OM4046: {0} does not exist.

[可変情報]

{0}:ディレクトリの種別

[意味]

資料採取対象のディレクトリが見つかりません。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

{0}がJava EE 6 shared directory の場合は、Java EE 6共通ディレクトリが見つからないため、Java EE 6共通ディレクトリの資料は採取しないことを意味します。
Java EE 6共通ディレクトリが存在するか確認してください。


INFO: ISJE6_OM4047: File name is changed to avoid overriding. src={0} dest={1} detail={2}

[可変情報]

{0}:コピー元ファイルのパス名
{1}:コピー先ファイルのパス名
{2}:詳細情報

[意味]

同じファイル名のファイルがあったため、リネームして資料採取しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

{0}を資料採取しようとしたとき、既に同じファイル名のファイルが資料採取先に存在していたため、{1}にリネームしました。
ログ出力ディレクトリを変更している場合に、本メッセージが出力されることがあります。


ERROR: ISJE6_OM4048: PCMI service is running.

[意味]

PCMIサービスが起動しています。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

以下のサービスやプロセスが起動している場合は、停止してください。

  • PCMIサービス

  • Interstage Java EE 6 DASサービス

  • IJServerクラスタ


ERROR: ISJE6_OM4049: The specified directory is invalid. dir={0}

[可変情報]

{0}:-dオプションで指定したディレクトリ

[意味]

指定したディレクトリが適切でありません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

Interstage Java EE 6のインストールディレクトリや、Java EE 6共通ディレクトリおよびこれらのサブディレクトリを-dオプションに指定することはできません。別のディレクトリを指定するようにしてください。


ERROR: ISJE6_OM4050: Unable to check running services. code={0}

[可変情報]

{0}:内部情報

[意味]

サービス起動状態のチェックに失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

  • 以下のサービスやプロセスが起動している場合は、停止してください。

    • PCMIサービス

    • Interstage Java EE 6 DASサービス

    • IJServerクラスタ

    • メッセージブローカ


  • ij6restoreコマンド実行時に本メッセージが出力される場合、リストア・移入先にバックアップ時と同じユーザが存在することを確認してください。
    また、ij6setoperatoridコマンドを実行してから再度ij6restoreコマンドを実行し、現象が解決しないか確認してください。

解決しない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。