名前
delete-env - Webサーバコネクタの動作環境の削除
形式
wscadmin delete-env --target target
機能説明
Webサーバに対応する、Webサーバコネクタの動作環境を削除します。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--target | なし | Webサーバコネクタの動作環境を削除するWebサーバ名を指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
本コマンドでWebサーバコネクタ環境を削除する場合は、以下の手順で操作してください。
Webサーバを停止します。
対応するWebサーバの環境定義ファイル(httpd.conf)を編集し、WebサーバからのWebサーバコネクタの呼び出しを停止してください。
Webサーバの環境定義ファイル(httpd.conf)における、以下の行の先頭に“#”を追加し、コメントにします。
LoadModule ahs22_redirector2_module "C:/Interstage/F3FMwsc/gateway/ahs2.2/mod_ahs22_redirector2.so" |
LoadModule ahs22_redirector2_module "/opt/FJSVwsc/gateway/ahs2.2/mod_ahs22_redirector2.so" |
上記コメント化を行わなかった場合、WebサーバからWebサーバコネクタの呼び出しが行われますが、Webサーバコネクタの環境が存在しないためWebサーバコネクタの起動に失敗し、システムログ/イベントログにエラーメッセージが出力されます。
Webサーバの環境定義ファイル(httpd.conf)については、「Interstage HTTP Server 2.2 運用ガイド」を参照してください。
delete-envサブコマンドを実行します。
Webサーバを起動します。
update-log-configサブコマンドでログ出力ディレクトリを標準(create-envサブコマンドで作成時の値)から変更している場合、変更先のディレクトリに出力されたログファイルは削除されません。必要に応じて削除してください。
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMwsc\bin\wscadmin delete-env --target FJapache Command delete-env executed successfully. |
/opt/FJSVwsc/bin/wscadmin delete-env --target FJapache Command delete-env executed successfully. |