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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Java EE運用ガイド(Java EE 6編)
FUJITSU Software

4.17.6 アプリケーションからのログ出力

アプリケーションからJavaロギングAPIを使用してログ出力を行うことができます。

アプリケーションからJavaロギングAPIを使用してログ出力する際のログ定義の確認・変更は、必ず以下のサブコマンドを使用してください。

注意

  • Interstage Java EE 6 DASサービス/IJServerクラスタに以下のシステムプロパティを設定しないでください。

    • java.util.logging.manager

    • java.util.logging.config.class

    • java.util.logging.config.file

  • アプリケーションでは以下のJavaロギングAPIを使用しないでください。

    • java.util.logging.LogManager#readConfiguration()

    • java.util.logging.LogManager#readConfiguration(InputStream ins)

    • java.util.logging.LogManager#reset()


アプリケーションが使用するロガーを定義した場合、デフォルトではアプリケーションからのログ出力時にサーバーログにも同時に出力が行われます。サーバーログへ出力しない場合は、set-log-attributesサブコマンドで以下の属性を設定してください。

<logger>.useParentHandlers=false

<logger>にはアプリケーションで定義したロガー名を入れてください。

アプリケーションで独自のログハンドラまたはログフォーマッタを使用する場合

以下の手順を行ってください。

  1. 以下のシステム拡張ディレクトリに、独自のログハンドラまたはログフォーマッタのクラスを含むJARファイルを追加します。システム拡張ディレクトリについては、「2.22.4 Interstage Java EE 6で使用するクラスの設定について」の「システム拡張ディレクトリ」を参照してください。

    [Java EE 6共通ディレクトリ]\domains\domain1\lib\ext

    [Java EE 6共通ディレクトリ]/domains/domain1/lib/ext

  2. domain.xmlの更新日時を現在時刻に更新します。手順の詳細は、「2.1.4 リポジトリの同期化処理」の注意を参照してください。

独自のログハンドラまたはログフォーマッタを削除する場合

以下の手順を行ってください。

  1. 独自のログハンドラまたはログフォーマッタを使用するアプリケーションがIJServerクラスタに配備されている場合、そのIJServerクラスタを停止します。

  2. Interstage Java EE 6 DASサービスを停止します。

  3. 以下のシステム拡張ディレクトリから、独自のログハンドラまたはログフォーマッタのクラスを含むJARファイルを削除します。

    [Java EE 6共通ディレクトリ]\domains\domain1\lib\ext

    [Java EE 6共通ディレクトリ]/domains/domain1/lib/ext

  4. domain.xmlの更新日時を現在時刻に更新します。手順の詳細は、「2.1.4 リポジトリの同期化処理」の注意を参照してください。