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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Java EE運用ガイド(Java EE 6編)
FUJITSU Software

2.22.4 Interstage Java EE 6で使用するクラスの設定について

共通ディレクトリ

Interstage Java EE 6 DASサービスとすべてのIJServerクラスタで共通に使用するライブラリ(jarファイルまたはクラスファイル)を保管します。

共通ディレクトリには、JDBCドライバなどユーザがアプリケーションで使用するライブラリを自由に設定できます。

jar: [Java EE 6共通ディレクトリ]\domains\domain1\lib
クラス: [Java EE 6共通ディレクトリ]\domains\domain1\lib\classes
jar: [Java EE 6共通ディレクトリ]/domains/domain1/lib
クラス: [Java EE 6共通ディレクトリ]/domains/domain1/lib/classes

システム拡張ディレクトリ

Interstage Java EE 6 DASサービスとすべてのIJServerクラスタで共通に使用するJavaのオプションパッケージを保管します。

オプションパッケージの詳細は、JDKのドキュメント「拡張機能機構」を参照してください。

[Java EE 6共通ディレクトリ]\domains\domain1\lib\ext

[Java EE 6共通ディレクトリ]/domains/domain1/lib/ext

アプリケーションライブラリ

アプリケーション内で共通に使用するライブラリを、配備時にJARファイルの絶対パスで指定します。ライブラリが保管されているディレクトリの指定はできません。
アプリケーションライブラリを変更する場合は、絶対パスで指定しているJARファイルを同名のJARファイルで置き換えるか、再配備します。
配備は、asadminコマンドで行います。
詳細は、「4.5 アプリケーションの配備」を参照してください。

注意

共通ディレクトリ、システム拡張ディレクトリに保管したファイルの更新を有効にするためには、リポジトリの同期化と、Interstage Java EE 6 DASサービスまたはIJServerクラスタの再起動が必要です。

リポジトリの同期化については「2.1.4 リポジトリの同期化処理」を参照してください。