ここでは、Interstage Java EE 6で使用するXMLパーサの設定方法について説明します。
Interstage Java EE 6が使用するXMLパーサの実装は、サービスAPIを使用して決定されます。Interstage Java EE 6が使用するXMLパーサの実装を変更する場合は、サービスプロバイダの構成ファイルを含んだXMLパーサ実装のJARファイルを設定します。設定方法については、「2.22.4 Interstage Java EE 6で使用するクラスの設定について」を参照してください。
設定しない場合は、JDKに含まれるXMLパーサのXercesを使用します。
サービスAPIの詳細については、JAXPの仕様を参照してください。
サービスプロバイダの構成ファイルについては、Javaの仕様を参照してください。
JAXPインタフェースのレベルを上書きする場合
JAXPインタフェースのJARファイルを以下のディレクトリにコピー後、Interstage Java EE 6 DASサービスまたはIJServerクラスタを再起動してください。
[Java EE 6共通ディレクトリ]\domains\domain1\lib\endorsed
[Java EE 6共通ディレクトリ]/domains/domain1/lib/endorsed
詳細は、Javaドキュメント「Java 承認済みの標準オーバーライド機構」を参照してください。
指定可能なXMLパーサは利用するJDKに含まれるXMLパーサのバージョンより新しいバージョンのXMLパーサです。JDKに含まれるXMLパーサより古いバージョンのXMLパーサを指定した場合、アプリケーションの起動に失敗する場合があります。