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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Java EE運用ガイド(Java EE 6編)
FUJITSU Software

4.6.2 通信経路の違いによる運用形態

通信経路の違いによる運用形態について説明します。
WebブラウザなどのクライアントからIJServerクラスタやInterstage Java EE 6 DASサービス上に配備されたアプリケーションへアクセスする際に、その通信経路の違いによって以下の運用形態があります。

ポイント

Webサーバを経由する運用とWebサーバを経由しない運用では使用できる機能に差があります。
以下を参照し、必要な機能が使用できる運用形態を選択してください。
  「付録H Interstage HTTP Server 2.2との機能比較
Java EE 6に該当する機能がない場合は、Webサーバを経由する運用形態にして、Interstage HTTP Server 2.2の機能を使用してください。

注意

Webサーバを経由する/しないの運用形態に合わせて、以下を参照して各種設定をしてください。

Webサーバを経由しない運用

Webブラウザなどのクライアントから直接Webコンテナへアクセスしたり、クライアントから負荷分散装置を経由してWebコンテナにアクセスする運用形態です。


Webサーバを経由する運用

WebブラウザなどのクライアントからWebサーバを経由してWebコンテナへアクセスする運用形態です。
クライアントとWebサーバの間に負荷分散装置を配置する場合もこの運用形態になります。


以下のように、別のマシンにWebサーバを置くことができます。WebサーバのみをDMZに配置することにより、IJServerクラスタが動作するマシンを安全な内部ネットワークに配置することができます。