通信経路の違いによる運用形態について説明します。
WebブラウザなどのクライアントからIJServerクラスタやInterstage Java EE 6 DASサービス上に配備されたアプリケーションへアクセスする際に、その通信経路の違いによって以下の運用形態があります。
ポイント
Webサーバを経由する運用とWebサーバを経由しない運用では使用できる機能に差があります。
以下を参照し、必要な機能が使用できる運用形態を選択してください。
「付録H Interstage HTTP Server 2.2との機能比較」
Java EE 6に該当する機能がない場合は、Webサーバを経由する運用形態にして、Interstage HTTP Server 2.2の機能を使用してください。
注意
Webサーバを経由する/しないの運用形態に合わせて、以下を参照して各種設定をしてください。
Webブラウザなどのクライアントから直接Webコンテナへアクセスしたり、クライアントから負荷分散装置を経由してWebコンテナにアクセスする運用形態です。
WebブラウザなどのクライアントからWebサーバを経由してWebコンテナへアクセスする運用形態です。
クライアントとWebサーバの間に負荷分散装置を配置する場合もこの運用形態になります。
以下のように、別のマシンにWebサーバを置くことができます。WebサーバのみをDMZに配置することにより、IJServerクラスタが動作するマシンを安全な内部ネットワークに配置することができます。