サーバーインスタンスの起動/停止は、asadminコマンドで行います。
操作方法の詳細については、以下を参照してください。
サーバーインスタンスの監視
PCMIサービスは、サーバーインスタンスの起動時にサーバーインスタンスの監視を開始し、サーバーインスタンスの停止時に監視を終了します。
監視の内容の詳細や省略値については、「7.1 PCMIサービスの定義項目」を参照してください。
監視の設定内容の変更方法については、「6.2 PCMIサービスのチューニング」を参照してください。
サーバーインスタンスの運用状態は「9.13 pcmilistprocesses」コマンドで確認してください。
通常停止と強制停止
停止方法には通常停止と強制停止の2種類があり、強制停止の場合は以下の動作となります。
アプリケーションの終了待ちは行われません。クライアントから呼出し中のアプリケーションについても、処理終了を待たずに停止されます。
ライフサイクルモジュールの停止処理が行われません。
各リソースの接続プールでプーリングされている接続の解放処理が行われません。
強制停止では上記のように各種回収処理が行われないため、必要に応じて、回収されずに残存した資源を個別に回収してください。サーバーインスタンスが何かしらの原因で異常終了した場合も同様です。
JDBCリソースの接続に対して解放処理が行われなかった場合の影響については、データベースまたはJDBCドライバのマニュアルを参照してください。Java DBを使用している場合、サーバーインスタンスが停止したタイミングでシステム資源は回収されるため問題ありません。
コネクタリソースの接続に対して解放処理が行われなかった場合の影響については、リソースアダプタ提供元のドキュメントを参照してください。
メッセージ
サーバーインスタンスの起動/停止操作が正常終了した場合、システムログ/イベントログに以下のメッセージが出力されます。
操作 | メッセージ |
---|---|
サーバーインスタンス起動 | OM1044 |
サーバーインスタンス通常停止 | OM1045 |
サーバーインスタンス強制停止 | OM1046 |
メッセージの詳細については、「メッセージ集」-「OM1000番台のメッセージ」を参照してください。