Webサーバコネクタは、Webサーバが受けたリクエストをWebコンテナに転送する役割を持っています。このため、Webサーバを経由する運用では、Webサーバコネクタが必要です。
Webサーバ、Webサーバコネクタと、Java EE機能の利用可能な組み合わせを以下に示します。
Webサーバ | Java EE 6機能 | Java EE 5機能 |
---|---|---|
Interstage HTTP Server 2.2 | ○ | - |
Interstage HTTP Server | - | ○ |
Microsoft(R) Internet Information Services 6.0/7.0/7.5/8.0 | - | ○ |
○:サポート -:未サポート
本書では、Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.2用)について説明しています。本書で「Webサーバコネクタ」と表記している場合は、特に断り書きがない場合、Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.2用)のことを指します。
Webサーバコネクタには以下の機能があります。
リクエストの振り分け
故障監視
参照
Webサーバコネクタの制限事項については、以下を参照してください。
「使用上の注意」の「制限事項」-「Webサーバコネクタの制限事項」
「使用上の注意」の「制限事項」-「Webサーバコネクタの故障監視機能の制限事項」
Webサーバコネクタの運用準備については、「4.7 Webサーバを経由する場合の運用準備」を参照してください。
Webサーバコネクタのチューニングについては、「6.4 Webコンテナのチューニング」および「6.14.1 HTTP通信」を参照してください。
Webコンテナへの最大接続数と送受信タイムアウトをチューニングできます。