本項で説明している例外一覧
java.sql.SQLException: [Microsoft][ODBC Driver Manager] データ ソース名および指定された既定のドライバが見つかりません。
java.sql.SQLException: [Microsoft][ODBC SQL Server Driver][SQL Server]オブジェクト名 'xxxx' は無効です。
java.sql.SQLException: [SymfoWARE ODBC Driver] JYP1010E サーバ接続要求が拒否されました.
java.sql.SQLException: ERROR: Relation "%s1"."%s2" does not exist
java.sql.SQLException: I/O例外です。: Got minus one from a read call
java.sql.SQLException: I/O例外です。: The Network Adapter could not establish the connection
java.sql.SQLException: Invalid returned length value from server : connection infringement
java.sql.SQLException: Invalid URL Format - invalid maxconnections value.
java.sql.SQLException: LDWrapper class has not been loaded for local database access
java.sql.SQLException: Maximum driver connections are active
java.sql.SQLException: OALL8矛盾した状態にあります
例外の説明
可変情報
%s = JDBCドライバのエラーメッセージ
意味
JDBCドライバでエラーが発生しました。
ユーザの対処
以下のように対処してください。また、対処を実施しても問題が解決できない場合、または該当する対処がない場合には、使用しているJDBCドライバ、またはDBMSの提供元に問い合わせてください。
Symfowareを使用している場合
メッセージに以下の文字列が出力されている場合は、データベースのエラーが発生しています。Symfowareの“RDB メッセージリファレンス”を参照して対処してください。
JYPXXXXE ('X'は数字)
Oracleを使用している場合
メッセージに以下の文字列が出力されている場合は、データベースのエラーが発生しています。Oracleの“エラーメッセージ”を参照して対処してください。
ORA-XXXXX (“X”は数字)
SQL Serverを使用している場合
メッセージに規則性がありません。スタックトレースを解析して、以下のパッケージのクラスから呼び出されるクラスでSQLExceptionが返却されている場合には、SQL Serverのマニュアルを参照して対処してください。
スタックトレースの見方については“J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)”の“スレッドダンプが出力された場合の対処”を参照してください。
com.microsoft.XXX
PostgreSQLを使用している場合
メッセージに規則性がありません。スタックトレースを解析して、以下のパッケージのクラスから呼び出されるクラスでSQLExceptionが返却されている場合には、PostgreSQLのマニュアルを参照して対処してください。
スタックトレースの見方については“J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)”の“スレッドダンプが出力された場合の対処”を参照してください。
org.postgresql.XXX
意味
SQL Server使用時に異常が発生しました。
ユーザの対処
ODBCデータソースが登録されていない可能性があります。“J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)”の“JNDI”-“JDBC(データベース)を参照する場合の環境設定”-“SQL Serverを使用する場合の環境設定”を参照して、ODBCデータソースの登録が正しく行われているかどうかを確認してください。
意味
SQL Server使用時に異常が発生しました。
ユーザの対処
EJBアプリケーションの運用中に、SQL Serverのサービスが終了した可能性があります。SQL Serverの状態を確認してください。
意味
SQL Server使用時に異常が発生しました。
ユーザの対処
SQL Server上に、EJBアプリケーション(CMPのEntity Bean)が使用するテーブルが存在しない可能性があります。指定したテーブルがSQL Server上に存在するかどうかを確認してください。
意味
Interstageがインストールされているサーバと異なるサーバにあるSymfowareを使用(別サーバにあるSymfowareをRDB2_TCP接続で使用)しているときに異常が発生すると、FJEJBconsoleに当該例外情報が表示されます。
ユーザの対処
Symfowareのシステム用動作環境ファイル内のMAX_CONNECT_TCPが未設定、またはパラメタ値が0の可能性があります。Symfowareのシステム用動作環境ファイル内のMAX_CONNECT_TCPが正しく設定されているかを確認してください。
可変情報
%s1 = PostgreSQLに定義されたスキーマ名
%s2 = PostgreSQLに定義されたテーブル名
意味
EJBアプリケーションにおいてPostgreSQLを使用している場合、データベースにスキーマ名、またはテーブル名が存在しない可能性があります。
ユーザの対処
スキーマ名、テーブル名が存在するか確認してください。
意味
RAC環境においてOracleのリスナーがダウンしている可能性があります。
ユーザの対処
リスナーが起動しているか確認をしてください。リスナーが起動している場合、Oracleのマニュアルを参照しエラー原因の対処を行ってください。
意味
Oracleの環境設定に誤りがある可能性があります。
ユーザの対処
Oracleの環境設定が正しいか確認してください。詳細は、“J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)”の“Oracleを使用する場合の環境設定”を参照してください。
意味
Interstageがインストールされているサーバと異なるサーバにあるSymfowareを使用(別サーバにあるSymfowareをRDB2_TCP接続で使用)しているときに異常が発生すると、FJEJBconsoleに当該例外情報が表示されます。
ユーザの対処
Interstage管理コンソールに設定したURLに誤りがある可能性がありますInterstage管理コンソールのURLを確認してください。
意味
Interstageがインストールされているサーバと異なるサーバにあるSymfowareを使用(別サーバにあるSymfowareをRDB2_TCP接続で使用)しているときに異常が発生すると、FJEJBconsoleに当該例外情報が表示されます。
ユーザの対処
データソース定義時に、Interstage管理コンソールのURLに指定する最大コネクション数の値に0が設定されている可能性があります。Interstage管理コンソールのURLに指定されている最大コネクション数の値を確認してください。
意味
Interstageがインストールされているサーバと異なるサーバにあるSymfowareを使用(別サーバにあるSymfowareをRDB2_TCP接続で使用)しているときに異常が発生すると、FJEJBconsoleに当該例外情報が表示されます。
ユーザの対処
Symfoware Clientがインストールされていない可能性があります。Symfoware Clientが正しくインストールされているかを確認してください。
意味
Interstageがインストールされているサーバと異なるサーバにあるSymfowareを使用(別サーバにあるSymfowareをRDB2_TCP接続で使用)しているときに異常が発生すると、FJEJBconsoleに当該例外情報が表示されます。
ユーザの対処
Symfowareのシステム用動作環境ファイル内にあるMAX_CONNECT_TCPのパラメタ値が、クライアントからアクセスするコネクト数より小さい可能性があります。Symfowareのシステム用動作環境ファイル内にあるMAX_CONNECT_TCPのパラメタ値に、クライアントからアクセスするコネクト数より大きい値が設定されているかどうかを確認してください。
意味
PostgreSQLを使用している場合、DB環境アクセス環境定義の「JDBC1.X」のURLの構文に誤りがある可能性があります。
ユーザの対処
Interstage管理コンソールまたはisj2eeadminコマンドでデータソースの定義を登録し直してください(JDBC2.Xに変更してください)。
意味
OracleのJDBCドライバは何らかの原因により、矛盾が発生しています。
ユーザの対処
Oracleサーバダウンやネットワーク異常の発生タイミングにより矛盾が発生している可能性があります。
OracleRACを使用している場合、以下の可能性が考えられます。
ONSのDOWNイベントがクライアント側に通知されていない可能性があります。Oracleのマニュアルを参照して、ONSのログレベルを9にしてログを確認し、DOWNイベントが通知されていないようでしたら、クライアント側のONSの設定を見直してください。
ノードダウンやネットワーク異常が発生している可能性があります。フェイルオーバー機能を使用している場合、OracleRAC環境の再構築後にijstuneコマンドを使用してコネクションの再振り分けを実施してください。