可変情報
%s1:リポジトリサーバのIPアドレス、またはホスト名
%s2:保守情報
%s3:保守情報
意味
Interstage シングル・サインオンの認証サーバが、リポジトリサーバからの応答の解析に失敗しました。以下の原因が考えられます。
誤ったリポジトリサーバと通信しています。
リポジトリサーバ(更新系)が再構築されたため、通信が行えない状態になっています。
Interstage シングル・サインオンシステムを構成するサーバ内で暗号化情報(サービスID)の不整合が発生している可能性があります。
認証サーバの環境が壊れています。
ユーザの対処
以下の対処を行ってください。
リポジトリサーバのIPアドレス、またはホスト名(%s1)に誤りがある場合は、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[リポジトリサーバ(参照系)との通信の設定]の[リポジトリサーバ(参照系)のURL]より誤りを修正してください。なお、リポジトリサーバ(更新系)のURLに誤りがある場合は、変更できませんのでInterstage シングル・サインオンを構成する全てのサーバを構築し直してください。
リポジトリサーバ(更新系)を再構築した場合は、以下のサーバを再構築してください。
リポジトリサーバ(参照系)(注1)
認証サーバ(注2)
業務サーバ(注3)
Interstage シングル・サインオンシステムを構成するサーバ内で暗号化情報(サービスID)の不整合が発生していないか確認してください。(注4)
上記以外の場合は、認証サーバを再構築してください。(注2)
注1)リポジトリサーバを複数台で運用している場合は、リポジトリサーバ(参照系)の再構築を、以下の手順で行います。
Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [一覧]タブにより、リポジトリサーバ(参照系)をいったん削除します。
[認証基盤の構築]タブにより、リポジトリサーバ(参照系)を構築します。
注2)認証サーバの再構築は、以下の手順で行います。
Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [一覧]タブにより、認証サーバをいったん削除します。
[認証基盤の構築]タブにより、認証サーバを構築します。
注3)業務サーバ管理者に、以下の手順で業務サーバの再構築を行うよう依頼してください。
Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [一覧]タブにより業務サーバをいったん削除します。
[業務サーバの追加]タブにより業務サーバを追加します。
注4)暗号化情報(サービスID)の整合性の確認については、“セキュリティシステム運用ガイド”の“セキュリティ侵害の脅威”-“Interstage シングル・サインオン”-“考えられる脅威”-“業務サーバ、または認証サーバをDMZに配置する場合の脅威”を参照してください。