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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
FUJITSU Software

84.4.22 sso03026

SSO: ERROR: sso03026: Acquisition of access control information failed. Name=(%s1) Code=(%x2)
SSO: エラー
: sso03026: アクセス制御情報の取得に失敗しました。 Name=(%s1) Code=(%x2)

可変情報

%s1:業務システム名
%x2:エラーコード

意味

Interstage シングル・サインオンの業務サーバ(業務システム名(%s1))起動時にInterstage シングル・サインオンのリポジトリサーバからアクセス制御情報を取得しましたが、取得に失敗しました。

ユーザの対処

エラーコード(%x1)の原因を取り除いてください。エラーコードの意味については、“[アクセス制御情報取り込み時エラーコード一覧]”を参照して対処してください。

[アクセス制御情報取り込みエラーコード一覧]
<セション管理を行っている場合>

コード

エラー内容

対処方法

0x00

通信処理でエラーが発生しました。

本メッセージの直前に出力されているメッセージを確認してエラー原因を取り除いてください。

0x01
0x04
0x0a
0x0c
0x11
0x12
0x30
0x31

業務サーバの環境が正しく設定されていません。

業務サーバを再構築してください。(注1)

0x05

業務サーバを運用するために必要なメモリが不足しています。

不要なプログラムを終了させてください。または、業務サーバを運用するために必要なメモリ容量が十分に確保されているかを確認してください。必要なメモリ容量については、“チューニングガイド”の“必要資源”-“メモリ容量”を参照してください。

0x06

ディスク容量が不足しています。

不要なファイルを退避し、業務サーバをいったん停止して再度起動してください。(注2)

0x1c
0x2c

SSOリポジトリにロール定義、当業務サーバのサイト定義、およびパス定義が登録されていません。または定義に誤りがあります。

SSO管理者に問い合わせて、SSOリポジトリに登録されている情報を見直すよう依頼してください。

0x1e

SSOリポジトリへの接続に失敗しました。

SSO管理者に問い合わせて、リポジトリサーバのシステムのログを参照し、異常が発生していないかを確認してください。

0x2d
0x2e

排他制御に失敗しました。


以下の対処を行ってください。

  • 業務サーバをいったん停止して再度起動してください。(注2)

  • 業務サーバを運用するために必要なメモリ容量が不足している場合は、不要なプログラムを終了させてください。または、Interstage シングル・サインオンの業務サーバを運用するために必要なメモリ容量が十分に確保されているかを確認してください。必要なメモリ容量については、“チューニングガイド”の“必要資源”-“メモリ容量”を参照してください。

  • 必要なメモリ容量が確保されている場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を速やかに採取した後、技術員に連絡してください。

0x2f

共用メモリの操作に失敗しました。

0x52

リソースが不足しています。

本メッセージの直前に出力されているメッセージを確認してエラー原因を取り除いてください。

0x5a

アクセス制御情報の更新に失敗しました。

SSO管理者に問い合わせて、Interstage シングル・サインオンの認証サーバ、リポジトリサーバのシステムのログを参照し、異常が発生していないかを確認してください。

0x5b

システム関数でエラーが発生しました。

本メッセージの直前に出力されているメッセージを確認してエラー原因を取り除いてください。

0x5d

受信データが不正です。

以下の対処を行ってください。

  • 起動したInterstage シングル・サインオンの業務サーバに設定されている[認証サーバのURL]を確認して、SSO管理者に正しい情報であるか確認してください。(注3)誤っている場合には正しい情報に変更し、業務サーバをいったん停止して再度起動してください。(注2)

  • SSO管理者に問い合わせて、認証サーバ、リポジトリサーバのシステムのログを参照し、異常が発生していないかを確認してください。

  • Interstage シングル・サインオンの認証サーバ、業務サーバ間で正常に通信を行える環境であるか、ネットワーク管理者に問い合わせてください。

0x5f

環境変数IS_HOMEが設定されていません。

本メッセージの直前に出力されているメッセージを確認してエラー原因を取り除いてください。

0x89

リポジトリサーバの環境設定の[拡張ユーザ情報]に設定されていない属性名が、SSOリポジトリのパス定義に設定されています。

SSO管理者に問い合わせて、リポジトリサーバのシステムのログを参照し、対応するよう依頼してください。
SSO管理者は、SSOリポジトリを変更した場合、業務サーバ管理者にアクセス制御情報の更新を行うよう依頼してください。(注10)

0x5c

内部異常が発生しました。

iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を速やかに採取した後、技術員に連絡してください。

上記以外


<セション管理を行っていない場合>

コード

エラー内容

対処方法

0x04
0x0c

業務サーバの環境が正しく設定されていません。

業務サーバの移行手順に誤りがないか確認してください。(注4)

0x05

Interstage シングル・サインオンの業務サーバを運用するために必要なメモリが不足しています。

不要なプログラムを終了させてください。または、Interstage シングル・サインオンの業務サーバを運用するために必要なメモリ容量が十分に確保されているかを確認してください。必要なメモリ容量については、“チューニングガイド”の“必要資源”-“メモリ容量”を参照してください。

0x06

ディスク容量が不足しています。

不要なファイルを退避し、業務サーバをいったん停止して再度起動してください。(注2)

0x19

指定されたリポジトリサーバへの接続に失敗しました。

  • リポジトリサーバのURLを確認し(注8)、接続先のリポジトリサーバと業務サーバでセションの管理を行う設定が一致しているか確認してください。(注5)(注6)設定が一致していない場合は、セションの管理を行う設定を一致させてください。(注7)

  • リポジトリサーバが起動しているかを確認してください。

  • リポジトリサーバがSSL通信で運用されている可能性があります。リポジトリサーバは非SSLで運用してください。

  • 業務サーバの環境設定の[認証基盤の情報]の設定に誤りがあります。正しいリポジトリサーバのURLを設定してください。(注8)

  • ネットワークの環境を確認してください。

  • リポジトリサーバと通信中に異常を検出しました。上記の対応で現象が改善されない場合は、リポジトリサーバのシステムのログを参照してエラー要因を取り除いてください。または、業務サーバをいったん停止し再度起動してください。(注2)

0x1a

指定されたリポジトリサーバへの接続でタイムアウトが発生しました。

0x21

リポジトリサーバとの通信で異常が発生しました。

0x1c

SSOリポジトリにロール定義、当業務サーバのサイト定義およびパス定義が登録されていません。または、定義に誤りがあります。

SSO管理者に問い合わせて、SSOリポジトリに登録されている情報を見直すよう依頼してください。

0x1d

SSOリポジトリに当業務サーバのサイト定義の登録が不十分のため、特定できていません。

0x29

リポジトリサーバから不正なデータを受信しました。

  • 業務サーバの環境設定の[認証基盤の情報]の設定に誤りがあります。正しいリポジトリサーバのURLを設定し、業務サーバをいったん停止して再度起動してください。(注2)(注8)

  • SSO管理者に問い合わせて、SSOリポジトリに登録されている情報を見直すよう依頼してください。

上記以外

内部異常が発生しました。

内部異常が発生しました。アクセス制御情報ファイル名、またはサービスIDファイルに誤りがある可能性があります。業務サーバを再構築してください。(注1)(注9)


注1)業務サーバの再構築は、以下の手順で行います。

  1. Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [一覧]タブにより、業務サーバをいったん削除します。

  2. [業務サーバの追加]タブにより、業務サーバを追加します。

注2)業務サーバの停止については“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”-“シングル・サインオンの停止”-“業務サーバの停止”を参照してください。業務サーバの起動については“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”-“シングル・サインオンの起動”-“業務サーバの起動”を参照してください。

注3)認証サーバのURLについては、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[認証基盤の情報]の[認証サーバのURL]を確認してください。

注4)業務サーバの移行については、“移行ガイド”の“Interstage シングル・サインオンの移行”を参照してください。

注5)リポジトリサーバでは、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [リポジトリサーバ] > [環境設定]タブの[セション管理詳細設定[表示]]をクリックし、[セション管理の設定]の[セション管理の運用]を確認します。または、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [リポジトリサーバ(参照系)] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[認証基盤の情報]の[セション管理の運用]を確認します。

注6)業務サーバでは、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[認証基盤の情報]の[セション管理の運用]を確認します。

注7)以下のようにセションの管理を行う設定を一致させてください。

  • セションの管理を行う場合
    リポジトリサーバ、または業務サーバをセションの管理を行う設定に変更してください。

  • セションの管理を行わない場合
    リポジトリサーバ、または業務サーバを再構築してください。

なお、セションの管理を行う運用への移行については“シングル・サインオン運用ガイド”の“旧バージョンの環境定義と機能について”-“セションの管理を行う運用への移行について”を参照してください。

注8)リポジトリサーバのURLについては、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[認証基盤の情報]の[リポジトリサーバのURL]を確認してください。

注9)サービスIDファイルについては、“シングル・サインオン運用ガイド”の“旧バージョンの環境定義と機能について”を参照してください。

注10)アクセス制御情報の更新については、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [アクセス制御情報の更新]タブを参照してください。