可変情報
%s1:サービスIDファイルの絶対パス
意味
Interstage シングル・サインオンの業務サーバ用のサービスIDファイルの読み込みに失敗しました。(注1)
以下の原因が考えられます。
なお、本メッセージは業務サーバの起動時に複数回出力されることがあります。
業務サーバ用のサービスIDファイルにアクセス権限が設定されていません。
業務サーバ用のサービスIDファイルが他のアプリケーションで使用されている可能性があります。
Interstage シングル・サインオンの業務サーバを運用するために必要なメモリ容量が不足しています。
V5.x、またはV6.xの以下の製品より本バージョンに移行している場合、業務サーバの定義ファイルの「serviceidpath」の最後に“/”が設定されている可能性があります。
-Interstage Application Server Plus
-Interstage Application Server Web-J Edition
旧バージョンより本バージョンに移行している場合は、業務サーバの移行が正しく行われていない可能性があります。
業務サーバ用のサービスIDファイルが存在しません。
業務サーバ用のサービスIDファイルの指定にリポジトリサーバ用/認証サーバ用のサービスIDファイルが指定されています。
業務サーバ用のサービスIDファイルに設定されているFQDN、またはドメイン名に誤りがあります。
業務サーバ用のサービスIDファイルの内容が破壊されています。
ユーザの対処
以下の対処を行ってください。
業務サーバ用のサービスIDファイルにアクセス権限が設定されていない場合は、業務サーバ用のサービスIDファイルのアクセス権限を正しく設定してください。(注2)
業務サーバ用のサービスIDファイルが他のアプリケーションで使用されている場合は、他のアプリケーションを終了させてください。
Interstage シングル・サインオンの業務サーバを運用するために必要なメモリ容量が不足している場合は、不要なプログラムを終了させてください。または、Interstage シングル・サインオンの業務サーバを運用するために必要なメモリ容量が十分に確保されているかを確認してください。
必要なメモリ容量については、“チューニングガイド”の“必要資源”-“メモリ容量”を参照してください。
V5.x、またはV6.xの以下の製品より本バージョンに移行している場合、業務サーバの定義ファイルの「serviceidpath」の最後に“/”が設定されていないか確認してください。“/”が設定されている場合は、“/”を取り除いてください。
-Interstage Application Server Plus
-Interstage Application Server Web-J Edition
業務サーバの移行手順に誤りがないか確認してください。(注3)
上記以外の場合は、以下の手順で業務サーバを再構築してください。
Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [一覧]タブにより、業務サーバをいったん削除します。
[業務サーバの追加]タブにより、業務サーバを追加します。
注1)サービスIDファイルについては、“シングル・サインオン運用ガイド”の“旧バージョンの環境定義と機能について”を参照してください。
注2)アクセス権限の設定については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”-“環境設定の変更”-“Webサーバの実効ユーザを変更する場合の注意事項”を参照してください。
注3)業務サーバの移行については、“移行ガイド”の“Interstage シングル・サインオンの移行”を参照してください。