可変情報
%s1:サーバ名、またはコマンド名
%s2:接続先のURL
%s3:保守情報
意味
以下の原因が考えられます。
接続先(%s2)との通信に失敗しました。
接続先(%s2)との通信中に通信が切断されました。
ユーザの対処
以下の対処を行ってください。
接続先(%s2)に誤りがないか確認してください。
サーバ名、またはコマンド名(%s1)の内容 | 対処 |
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Business server | 業務サーバの環境設定の認証サーバのURLに誤りがないか確認してください。(注1) |
Authentication server | 認証サーバの環境設定のリポジトリサーバ(更新系)のURL、またはリポジトリサーバ(参照系)のURLに誤りがないか確認してください。(注2) |
Repository server | 接続先(%s2)に“http://localhost”から始まるURLが表示されてない場合は、リポジトリサーバ(更新系)の環境が壊れています。 |
接続先(%s2)のサーバが停止されていないか確認してください。停止されていた場合は、必要に応じて起動してください。(注3)
接続先(%s2)のWebサーバのチューニングを行ってください。
サーバ名、またはコマンド名(%s1)の内容 | 対処 |
---|---|
Business server | 接続先(%s2)のInterstage HTTP Server、またはInterstage HTTP Server 2.2の同時アクセス最大数やクライアント送受信タイムアウト時間の値を大きくする必要があります。なお、接続維持時間の値が大きすぎると、タイムアウトが発生する可能性があります。その場合、接続維持時間の値を小さくしてください。詳細については、以下を参照してください。
|
Authentication server | 接続先(%s2)のInterstage HTTP Serverの同時アクセス最大数やクライアント送受信タイムアウト時間の値を大きくする必要があります。なお、接続維持時間の値が大きすぎると、タイムアウトが発生する可能性があります。その場合、接続維持時間の値を小さくしてください。詳細については、“チューニングガイド”の“Interstage HTTP Serverの環境定義”を参照してください。 |
Repository server |
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Interstage HTTP Server、またはInterstage HTTP Server 2.2のプロセス資源が不足している可能性があります。その場合、使用しているWebサーバの同時アクセス最大数の設定値を小さくする必要があります。詳細については、以下を参照してください。
Interstage HTTP Serverの場合
“チューニングガイド”の“Interstage HTTP Serverの環境定義”
Interstage HTTP Server 2.2の場合
“Interstage HTTP Server 2.2 運用ガイド”の“概要”-“Webサーバのプロセス構成(Windows(R))”
“Interstage HTTP Server 2.2 運用ガイド”の“概要”-“Webサーバのプロセス構成(Solaris/Linux)”
高負荷状態などの理由により通信が切断されました。時間を空けて再度操作を実施してください。
ネットワーク環境を見直してください。
サーバ名、またはコマンド名(%s1)に“Repository server”が表示されており、かつ本メッセージの以前にシステムのログsso06102が出力されている場合は、sso06102のエラー原因を取り除いてください。
接続先(%s2)において、通信を妨げるWebサーバ、バーチャルホストなどが存在していないか確認してください。
上記に問題がない場合は、メッセージ出力後、速やかにiscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取し、技術員に連絡してください。
注1)認証サーバのURLについては、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[認証基盤の情報]の[認証サーバのURL]で確認してください。
注2)リポジトリサーバ(更新系)のURL、およびリポジトリサーバ(参照系)のURLについては、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[リポジトリサーバとの通信の設定]の[リポジトリサーバ(更新系)のURL]、および[リポジトリサーバ(参照系)との通信の設定]の[リポジトリサーバ(参照系)のURL]で確認してください。
注3)各サーバの停止については“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”-“シングル・サインオンの停止”を参照してください。各サーバの起動については“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”-“シングル・サインオンの起動”を参照してください。