可変情報
%s1:OSから通知されたエラー番号
意味
共用メモリの獲得に失敗しました。以下の原因が考えられます。
メモリ空間が不足している。
CORBAサービス、またはCORBAアプリケーションが以前獲得したシステム資源が解放されていないため、再獲得できない。
システムの処理
CORBAサービス、またはCORBAアプリケーションの起動に失敗します。
ユーザの対処
以下の方法でメモリ空間が獲得できる状態にした後、CORBAサービスを再起動してください。
使用可能なメモリ空間を拡張してください。CORBAサービス(ObjectDirector)以外に共用メモリを使用する製品を利用している場合には、CORBAサービスの使用分を上乗せする必要があります。または、不要なアプリケーションを終了させてください。
CORBAサービスが停止状態にもかかわらずCORBAアプリケーションが動作している場合は、そのCORBAアプリケーションを終了させてください。
CORBAサービス、CORBAアプリケーションともに停止状態にもかかわらず、本メッセージが出力される場合には、odrmipcコマンドで未回収のシステム資源を回収してください。
実装メモリが不足している場合、システムパラメタに設定した値が有効にならない場合があります。設定した値がシステム起動時に有効になっているかを、sysdefコマンド等で確認してください。
設定した値が有効になっているかを、“ipcs -l”コマンド等で確認してください。