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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
FUJITSU Software

74.15.50 irep13557

IREP: ERROR: irep13557: The entry addition to Repository failed.
%s1
LINE (%s2)
%s3
IREP: エラー: irep13557: エントリ追加が失敗しました。
%s1
LINE (%s2)
%s3

可変情報

%s1:CSVファイル名
%s2:不正な記述がある行
%s3:エラー情報

意味

エントリ追加が失敗しました。

ユーザの対処

LDAPエラーコードが出力されている場合は、以下の対処をしてください。

LDAPエラーコード

対処

1(0x01)

指定されたオブジェクトクラスに誤りがあります。指定されたオブジェクトクラスに必要な属性がないか、使用できない属性が指定されています。

  • ルールファイルの objectClass タグの値が正しいか、確認してください。

  • ルールファイルの objectClass タグの値に種別が構造型(STRUCTURAL) であるものが含まれているか確認してください。

  • ルールファイルの objectClass タグで指定した、オブジェクトクラスに対し、必須な属性が Attribute要素、またはfixed要素に指定されているか確認してください。

  • ルールファイルの objectClass タグで指定した、オブジェクトクラスに対し、使用できない属性が Attribute要素、またはfixed要素に指定されていないか確認してください。

Attribute要素、またはfixed要素に指定できる値は、“ディレクトリサービス運用ガイド”の“オブジェクトクラス一覧”を参照してください。

16(0x10)

該当する属性がありません。
ルールファイルの objectClass タグで指定した、オブジェクトクラスに対し、無効な属性が Attribute要素に指定していないか確認してください。Attribute要素に指定できる値は、“ディレクトリサービス運用ガイド”の“オブジェクトクラス一覧”を参照してください。

17(0x11)

未定義の属性名が指定されました。
ルールファイルのAttribute要素、またはfixed要素に無効な属性名を指定していないか確認してください。有効な属性名は、“ディレクトリサービス運用ガイド”の“属性一覧”を参照してください。

21(0x15)

指定された属性値の内容が、属性構文に違反しています。
ルールファイルのAttribute要素で指定した属性に対応する、CSVファイル中の項目の文字列の文字種が誤っており、属性値として設定できません。以下を確認してください。

  • ルールファイルのAttribute要素に誤った属性名を設定していないか確認してください。

  • 属性名タグに対応する項目位置が誤っていないか確認してください。

  • CSVファイル中の項目の文字列に誤りがないか確認してください。

34(0x22)

  • 識別名(DN)の形式に誤りがあります。

  • 管理者用DNの形式に誤りがあります。管理者用DNの指定を確認してください。

  • 操作対象となるエントリのDNの形式に誤りがあります。
    ルールファイル中の、baseDnタグの値、Rdnタグの値、midDnタグの値を確認してください。
    Rdnタグ、midDnタグの値と、CSVファイルのエラーが発生した行をつきあわせて、正しいDNとなるか確認してください。

  • irepaddrole コマンドで発生した場合、-b オプションで指定したロール情報を作成するDNが正しいか、リポジトリに存在するかを確認してください。

50(0x32)

指定した要求に対する権限がありません。
コマンドの引数で指定した“-D binddn”の binddn に、リポジトリ作成時に設定した管理者用DNを指定しているか確認してください。

52(0x34)

リポジトリのサービスが利用できません。
リポジトリが起動しているかどうか、接続先のireplistコマンド、またはInterstage管理コンソールを使用して確認してください。“停止”状態の時は起動してください。“不定”状態の場合は、マシンを再起動してください。状況が改善されなかった場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

53(0x35)

リポジトリが要求を拒否しました。

  • コマンドで指定するリポジトリのホストは、スタンドアロン運用、データベース共用運用、またはマスタ運用である必要があります。接続先のirepconfigコマンド、またはInterstage管理コンソールで確認してください。

  • DNの文字コードと、コマンドのオプションで指定した文字コードが一致していることを確認してください。文字コードを一致させて、再度実行してください。

64(0x40)

ネーミングルールに違反しています。または、指定された属性は、指定されたオブジェクトクラスの配下には指定できません。

  • ルールファイルで、RDNとする属性名が、Attribute要素と、fixed要素の両方に存在していないか確認してください。存在する場合はルールファイルを修正して、コマンドを再度実行してください。

  • ルールファイルの objectClass タグで指定した、オブジェクトクラスに対し、無効な属性が Attribute要素に指定していないか確認してください。Attribute要素に指定できる値は、“ディレクトリサービス運用ガイド”の“オブジェクトクラス一覧”を参照してください。

65(0x41)

指定されたオブジェクトクラスに誤りがあります。指定されたオブジェクトクラスに必要な属性がないか、使用できない属性が指定されています。

  • ルールファイルの objectClass タグの値が正しいか、確認してください。

  • ルールファイルの objectClass タグの値に種別がSTRUCTURAL であるものが含まれているか確認してください。

  • ルールファイルの objectClass タグで指定した、オブジェクトクラスに対し、必須な属性が Attribute要素、またはfixed要素に指定されているか確認してください。

  • ルールファイルの objectClass タグで指定した、オブジェクトクラスに対し、使用できない属性が Attribute要素、またはfixed要素に指定されていないか確認してください。

Attribute要素、またはfixed要素に指定できる値は、“ディレクトリサービス運用ガイド”の“オブジェクトクラス一覧”を参照してください。

68(0x44)

  • 追加するエントリと同じ名前のエントリがすでに存在します。

  • CSVファイルのエラーが発生した行の0桁目の文字列が“ADD”かどうか確認してください。ADDである場合は続けて以下を確認してください。

  • ルールファイル中の、baseDnタグの値、Rdnタグの値、midDnタグの値を確認してください。誤っている場合は、修正してコマンドを再度実行してください。

  • Rdnタグ、midDnタグの値と、CSVファイルのエラーが発生した行をつきあわせて、baseDnタグの値と接続して、生成されるDN のエントリがすでに存在するかどうか、リポジトリを確認してください。存在した場合、CSVファイルのエラーが発生した行が正しいか確認してください。

80(0x50)、
81(0x51)

LDAPエラーコード以外のエラーを検出しました。リポジトリとの通信ができません。
iscollectinfo コマンドを使用して、現在の状況の資料を採取してください。その後、リポジトリが起動しているかどうか、接続先のireplistコマンド、またはInterstage管理コンソールを使用して確認してください。“停止”状態の時は起動してください。起動できない場合、または“不定”状態の場合は、技術員に連絡してください。


上記以外のLDAPエラーコードが出力された場合は、“98.1 LDAPエラーコード” を参照してください。