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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
FUJITSU Software

51.4 SEC9000番台のメッセージ

SEC9000: Login failed: {0}

[可変情報]

{0}:例外情報

[意味]

ログイン認証に失敗しました。

[システムの処理]

認証を必要とする処理を中断します。

[ユーザの対処]

あわせて出力されている他のメッセージおよび例外情報を参照し原因を取り除いてください。
また、Interstage Java EE DASサービスおよびInterstage Java EE Node Agentサービスのサーバログも確認し、問題が発生した操作前後に出力されているメッセージおよび例外情報の原因を取り除いてください。
問題が解決しない場合は、「トラブルシューティング集」-「Java EEセキュリティの異常」をあわせて参照してください。

SEC9001: Failed file login for {0}.

[可変情報]

{0}:ユーザID

[意味]

Fileレルムによるログイン認証に失敗しました。

[システムの処理]

認証を必要とする処理を中断します。

[ユーザの対処]

以下の確認を行ってください。

  • ユーザID{0}に対するパスワードの設定に誤りがないか確認してください。

  • キーファイルの設定に誤りがないか確認してください。

  • あわせて出力されている他のメッセージおよび例外情報を参照し原因を取り除いてください。

問題が解決しない場合は、「トラブルシューティング集」-「認証に失敗する旨のメッセージが出力される場合」をあわせて参照してください。

SEC9002: FileLoginModule requires FileRealm.

[意味]

指定したログインモジュールはfileレルムで必要になります。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

JAASコンテキストの設定に誤りがないか確認してください。

SEC9003: LDAP bind failed for {0}.

[可変情報]

{0}:識別名

[意味]

LDAPとの関連付けに失敗しました。

[システムの処理]

認証を必要とする処理を中断します。

[ユーザの対処]

グループを検索するための条件の設定に誤りがないか確認してください。

SEC9004: LDAPLoginModule requires LDAPRealm.

[意味]

指定したログインモジュールはldapレルムで必要になります。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

JAASコンテキストの設定に誤りがないか確認してください。

SEC9005: Can not read or create auth realm keyfile for path: {0}

[可変情報]

{0}:キーファイル

[意味]

指定したキーファイルの読み込みまたは作成に失敗しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

以下の確認を行ってください。

  • 設定したパスがシステム上に存在するか確認してください。

  • 設定したパスが運用しているOS上での制限文字となっていないか確認してください。

  • 設定したパス上のディレクトリまたはキーファイルにアクセス権限があることを確認してください。

SEC9006: Failed OS login for {0}.{1}

[可変情報]

{0}:ユーザID
{1}:詳細情報

[意味]

OSレルムによるログイン認証に失敗しました。

[システムの処理]

認証を必要とする処理を中断します。

[ユーザの対処]

以下の確認をおこなってください。

  • ユーザID{0}、またはパスワードに誤りがないか確認してください。

  • オペレーティングシステムのユーザ管理ツールでユーザID{0}の設定を確認してください。

  • あわせて出力されている他のメッセージおよび例外情報を参照し原因を取り除いてください。

  • コマンド実行時に下記に該当する場合、.asadminpassファイルと、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

    • 明にユーザID{0}、またはパスワードを指定していない場合

    • asadmin loginコマンドを実行していない場合

    .asadminpassファイルの詳細は、「リファレンスマニュアル(コマンド編)」のloginサブコマンドを参照してください。

  • サーバーインスタンス、またはInterstage Java EE Node Agentサービスのserver.logに本メッセージが出力された場合、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

問題が解決しない場合は、「トラブルシューティング集」の「認証に失敗する旨のメッセージが出力される場合」をあわせて参照してください。

SEC9007: Login failed for null user.

[意味]

ユーザIDが指定されませんでした。

[システムの処理]

認証を必要とする処理を中断します。

[ユーザの対処]

指定したユーザIDに誤りがないか確認してください。

SEC9008: OSLoginModule requires OSRealm.

[意味]

指定したログインモジュールはosレルムを必要とします。

[システムの処理]

認証を必要とする処理を中断します。

[ユーザの対処]

JAASコンテキストの設定に誤りがないか確認してください。

SEC9009: OSRealm internal error occurred. {0}

[可変情報]

{0}: 詳細情報

[意味]

osレルムの処理中に内部エラーが発生しました。

[システムの処理]

認証を必要とする処理を中断します。

[ユーザの対処]

以下の原因が考えられます。


  • Solarisでrootが役割として設定されている状態で、rootによるログインを行った。

    Interstage Java EE管理コンソール、またはasadminコマンドでrootによるログインを行う場合、事前にrootを役割からユーザーアカウントに変更する必要があります。

    詳細は、マニュアル「使用上の注意」-「Java EEの注意事項」-「Solarisでrootを使用する場合の注意事項」を参照してください。

上記で問題が解決しない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。