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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
FUJITSU Software

28.7 JAXWS0800番台のメッセージ

[ERROR] JAXWS0800: Invalid wsdl:operation "{0}": its a rpc-literal operation,  message part must refer to a schema type declaration

[可変情報]

{0}:wsdl:operation要素のname属性の値

[意味]

wsdl:operation要素{0}の内容が不正です。rpc-literalオペレーションを指定する場合は、message要素の子要素partはスキーマのtype定義を参照しなければなりません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

以下の対処を行ってください。

  • soap:binding要素のstyle属性を見直してください。

  • message要素の子要素wsdl:part要素を見直してください。

[WARNING] JAXWS0824: Ignoring operation "{0}": more than one part bound to body

[可変情報]

{0}:wsdl:operation要素のname属性の値

[意味]

WSDLファイルのwsdl:operation要素から参照されるwsdl:message要素で、複数のwsdl:part要素をもつものが存在しています。

[システムの処理]

可変情報{0}に示すwsdl:operation要素の情報を無視して処理を継続します。この場合、無視されたwsdl:operation要素の情報に関連したメソッドをアプリケーションで利用することができません。

[ユーザの対処]

可変情報{0}に示すwsdl:operation要素の情報に関連したメソッドをアプリケーションで利用する必要がある場合にはWSDLファイルのwsdl:message要素には複数のwsdl:part要素を含めないでください。

[ERROR] JAXWS0825: operation "{0}": more than one part bound to body

[可変情報]

{0}:wsdl:operation要素のname属性の値

[意味]

WSDLファイルのwsdl:operation要素から参照されるwsdl:message要素で、複数のwsdl:part要素をもつものが存在しています。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

WSDLファイルのwsdl:message要素には複数のwsdl:part要素を含めないでください。

JAXWS0835: ignoring fault "{0}" of operation "{1}", soap:fault name "{2}" is not unique

[可変情報]

{0}:wsdl:operationで定義されているfault名
{1}:wsdl:operationの名前
{2}:soap:faultの名前

[意味]

wsdl:operationで定義されたfaultに対応するwsdl:messageの指定が重複しているため、このfaultは無視されます。

[システムの処理]

処理を続行します。

[ユーザの対処]

メッセージの内容にあるfaultが使用するwsdl:messageが、他のfaultでも使用しているため、このWSDLは無効です。
Webサービスの提供者は、メッセージの内容にあるfaultが使用するwsdl:messageが、他のfaultで使用しているwsdl:messageと同一にならないように指定してください。

JAXWS0847: SOAP port "{0}": uses a non-standard SOAP 1.2 binding.

[可変情報]

{0}:wsdl:port要素のname属性の値

[意味]

SOAP port{0}は、標準ではないSOAP1.2バインディングを使用しています。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

Webサービスの標準であるWS-I Basic Profile 1.1規約およびWS-I Basic Profile 1.0規約では、SOAP1.1の利用が規定されています。
相互接続性などの観点から、SOAP1.1バインディングの使用を推奨します。

JAXWS0849: R2716 WSI-BasicProfile ver. 1.0, namespace attribute not allowed in doc/lit for {0}: "{1}"

[可変情報]

{0}:WSDLの該当要素名(プレフィックス"soapbind"はネームスペース"http://schemas.xmlsoap.org/wsdl/soap/"を表します)
{1}:該当要素が含まれる祖先要素のname属性値

[意味]

document/literal形式のWSDLにおいて、{0}の要素でnamespace属性を指定することは、WS-I Basic Profile規約で認められていません。

[システムの処理]

該当のnamespace属性を無視して処理を継続します。

[ユーザの対処]

WSDLを見直し、該当要素のnamespace属性を削除してください。

[ERROR] JAXWS0863: rpc/encoded wsdls are not supported in JAXWS 2.0.

[意味]

rpc/encoded形式のWSDLはJAX-WS2.0ではサポートされません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

document/literalまたはrpc/literal形式のWSDLファイルを使用して再度実行してください。

[ERROR] JAXWS0866: Invalid operation "{0}", can't generate java method. Parameter: part "{1}" in wsdl:message "{2}", is a java keyword. Use customization to change the parameter name or change the wsdl:part name.

[可変情報]

{0}:wsdl:operation要素のname属性の値
{1}:wsdl:part要素のname属性の値
{2}:wsdl:message要素のname属性の値

[意味]

不正なwsdl:operation要素{0}です。wsdl:message要素{2}のwsdl:part要素{1}の名前がJavaの予約語であるため、Javaメソッドを生成できません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

以下の対処を行ってください。

  • Webサービスアプリケーションの開発時に本メッセージが出力された場合

    • WSDLファイルを直接編集している場合は、wsdl:part要素{1}の名前にJavaの予約語を使用していないか見直してください。

    • @javax.jws.WebParamアノテーション、または@javax.jws.WebResultアノテーションを使用している場合は、name属性にJavaの予約語を使用していないか見直してください。

  • Webサービスを利用するクライアントアプリケーションの開発時に本メッセージが出力された場合

    • WSDLファイルのwsdl:part要素{1}に指定されているJavaの予約語の名前を、ijwsimportコマンドの-bオプションで指定するJAX-WSまたはJAXBのバインディングファイルを使用してカスタマイズしてください。

[ERROR] JAXWS0868: Invalid operation "{0}", can't generate java method parameter. Local name of the wrapper child "{1}" in the global element "{2}" is a java keyword. Use customization to change the parameter name.

[可変情報]

{0}:wsdl:operation要素のname属性の値
{1}:スキーマのelement要素のname属性の値
{2}:スキーマのelement要素のQname

[意味]

不正なwsdl:operation要素{0}です。グローバル要素{2}でラップされた子要素{1}のローカル名がJavaの予約語であるため、wsdl:operation要素{0}に対するJavaメソッドを生成できません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

以下の対処を行ってください。

  • Webサービスアプリケーションの開発時に本メッセージが出力された場合

    • WSDLファイルのスキーマのcomplexType定義を直接編集している場合は、スキーマのcomplexType定義にJavaの予約語を使用していないか見直してください。

    • @javax.jws.WebParamアノテーション、または@javax.jws.WebResultアノテーションを使用している場合は、name属性にJavaの予約語を使用していないか見直してください。

  • Webサービスを利用するクライアントアプリケーションの開発時に本メッセージが出力された場合

    • WSDLファイルのスキーマのcomplexType定義に指定されているJavaの予約語の名前を、ijwsimportコマンドの-bオプションで指定するJAX-WSまたはJAXBのバインディングファイルを使用してカスタマイズしてください。

[ERROR] JAXWS0870: Invalid operation "{0}", can't generate java method. Parameter,customized name "{1}"  is a java keyword.

[可変情報]

{0}:wsdl:operation要素のname属性の値
{1}:カスタマイズされたパラメタ名

[意味]

不正なwsdl:operation要素{0}です。カスタマイズされたパラメタ名{1}がJavaの予約語であるため、wsdl:operation要素{0}に対するJavaメソッドを生成できません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

ijwsimportコマンドの-bオプションで指定したJAX-WSまたはJAXBのバインディングファイルのカスタマイズされたパラメタ名{1}にJavaの予約語を使用していないか見直してください。

[WARNING] JAXWS0871: Ignoring operation "{0}", it's java reserved word, can't generate java method. Use customization to change the operation name.

[可変情報]

{0}:wsdl:operation要素のname属性の値

[意味]

wsdl:operation要素{0}を無視します。wsdl:operation要素{0}の名前がJavaの予約語であるため、Javaメソッドを生成できません。

[システムの処理]

可変情報{0}に示すwsdl:operation要素を無視して処理を継続します。この場合、無視されたwsdl:operation要素の情報に関連したWebサービスをアプリケーションで利用することができません。

[ユーザの対処]

以下の対処を行ってください。

  • Webサービスアプリケーションの開発時に本メッセージが出力された場合

    • WSDLファイルを直接編集している場合は、wsdl:operation要素{0}の名前にJavaの予約語を使用していないか見直してください。

    • @javax.jws.WebMethodアノテーションを使用している場合は、operationName属性にJavaの予約語を使用していないか見直してください。

  • Webサービスを利用するクライアントアプリケーションの開発時に本メッセージが出力された場合

    • WSDLファイルのwsdl:operation要素{0}に指定されているJavaの予約語の名前を、ijwsimportコマンドの-bオプションで指定するJAX-WSまたはJAXBのバインディングファイルを使用してカスタマイズしてください。

[ERROR] JAXWS0872: Invalid operation "{0}", it's java reserved word, can't generate java method. Use customization to change the operation name.

[可変情報]

{0}:wsdl:operation要素のname属性の値

[意味]

不正なwsdl:operation要素{0}です。wsdl:operation要素{0}の名前がJavaの予約語であるため、Javaメソッドを生成できません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

以下の対処を行ってください。

  • Webサービスアプリケーションの開発時に本メッセージが出力された場合

    • WSDLファイルを直接編集している場合は、wsdl:operation要素{0}の名前にJavaの予約語を使用していないか見直してください。

    • @javax.jws.WebMethodアノテーションを使用している場合は、operationName属性にJavaの予約語を使用していないか見直してください。

  • Webサービスを利用するクライアントアプリケーションの開発時に本メッセージが出力された場合

    • WSDLファイルのwsdl:operation要素{0}に指定されているJavaの予約語の名前を、ijwsimportコマンドの-bオプションで指定するJAX-WSまたはJAXBのバインディングファイルを使用してカスタマイズしてください。

[WARNING] JAXWS0873: Ignoring operation "{0}", can't generate java method ,customized name "{1}" of the wsdl:operation is a java keyword.

[可変情報]

{0}:wsdl:operation要素のname属性の値
{1}:カスタマイズされたオペレーション名

[意味]

wsdl:operation要素{0}を無視します。カスタマイズされたオペレーション名{1}がJavaの予約語であるため、Javaメソッドを生成できません。

[システムの処理]

可変情報{1}に示すカスタマイズされたオペレーション名を無視して処理を継続します。この場合、無視されたオペレーション名の情報に関連したWebサービスをアプリケーションで利用することができません。

[ユーザの対処]

ijwsimportコマンドの-bオプションで指定したJAX-WSまたはJAXBのバインディングファイルのカスタマイズされたオペレーション名{1}にJavaの予約語を使用していないか見直してください。

[ERROR] JAXWS0874: Invalid operation "{0}", can't generate java method ,customized name "{1}" of the wsdl:operation is a java keyword.

[可変情報]

{0}:wsdl:operation要素のname属性の値
{1}:カスタマイズされたオペレーション名

[意味]

不正なwsdl:operation要素{0}です。カスタマイズされたオペレーション名{1}がJavaの予約語であるため、wsdl:operation要素{0}に対するJavaメソッドを生成できません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

ijwsimportコマンドの-bオプションで指定したJAX-WSまたはJAXBのバインディングファイルのカスタマイズされたオペレーション名{1}にJavaの予約語を使用していないか見直してください。

[ERROR] JAXWS0877: Non unique body parts! In a port, as per BP 1.1 R2710 operations must have unique operation signature on the wire for successful dispatch. In port {0}, Operations "{1}" and "{2}" have the same request body block {3}. Try running ijwsimport with -extension switch, runtime will try to dispatch using SOAPAction

[可変情報]

{0}:wsdl:port要素のname属性の値
{1}:wsdl:operation要素のname属性の値1
{2}:wsdl:operation要素のname属性の値2
{3}:SOAPのsoap:Body要素の子要素のQName(wsdl:message要素のQName)

[意味]

指定されたWSDLが、WS-I Basic Profile 1.1のR2710に準拠していません。
異なるwsdl:operation要素で、通信メッセージ内容の定義が重複しています。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

以下の対処を行ってください。

  • WSDLファイルの複数のwsdl:operation要素が同じwsdl:messageまたはxs:element要素を参照していないか確認してください。

  • WSDLファイルをWS-I Basic Profile 1.1のR2710に準拠させてください。

JAXWS0878: Non unique body parts! In a port, as per BP 1.1 R2710 operations must have unique operation signature on the wire for successful dispatch. In port {0}, Operations "{1}" and "{2}" have the same request body block {3}. Method dispatching may fail, runtime will try to dispatch using SOAPAction

[可変情報]

{0}:wsdl:port要素のname属性の値
{1}:wsdl:operation要素のname属性の値1
{2}:wsdl:operation要素のname属性の値2
{3}:SOAPのsoap:Body要素の子要素のQName(wsdl:message要素のQName)

[意味]

指定されたWSDLが、WS-I Basic Profile 1.1のR2710に準拠していません。
異なるwsdl:operation要素で、通信メッセージ内容の定義が重複しています。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

以下の対処を行ってください。

  • WSDLファイルの複数のwsdl:operation要素が同じwsdl:messageまたはxs:element要素を参照していないか確認してください。

  • WSDLファイルをWS-I Basic Profile 1.1のR2710に準拠させてください。