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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
FUJITSU Software

21.1 ijna10000番台のメッセージ

INFO: ijna10000: The Interstage Java EE Node Agent service has started.

[意味]

Interstage Java EE Node Agentサービスを開始しました。

INFO: ijna10001: The Interstage Java EE Node Agent service has stopped.

[意味]

Interstage Java EE Node Agentサービスを停止しました。

ERROR: ijna10002: The Interstage Java EE Node Agent service cannot be started.

[意味]

Interstage Java EE Node Agentサービスを開始できません。

[システムの処理]

エラーが発生したため、Interstage Java EE Node Agentサービスは開始されません。

[ユーザの対処]

このメッセージの前に原因となったメッセージが出力されている場合は、そのメッセージを参照してエラーを修正してください。
直前にメッセージが出力されていない場合は、以下のログを参照して原因となったメッセージが出力されていないか確認してください。

  • システムログ/イベントログ

  • Interstage Java EE Node Agentサービスのサーバーログ

ERROR: ijna10003: The Interstage Java EE Node Agent service cannot be stopped.

[意味]

Interstage Java EE Node Agentサービスを停止できません。

[システムの処理]

エラーが発生したため、Interstage Java EE Node Agentサービスは停止できません。

[ユーザの対処]

このメッセージの前に原因となったメッセージが出力されている場合は、そのメッセージを参照してエラーを修正してください。
直前にメッセージが出力されていない場合は、以下のログを参照して原因となったメッセージが出力されていないか確認してください。

  • システムログ/イベントログ

  • Interstage Java EE Node Agentサービスのサーバーログ

ERROR: ijna10004: Too many operands were specified.

[意味]

多くのオペランドが指定されました。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

コマンドの形式にしたがって、コマンドを実行し直してください。

ERROR: ijna10005: There are no permissions for executing the command.

[意味]

コマンドを実行するための権限がありません。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

管理者権限を所有するユーザで、コマンドをやり直してください。

ERROR: ijna10006: The specified service does not exist. name={0} detail={1}

[可変情報]

{0}: サービス名
{1}: システムエラーの番号

[意味]

指定したサービスが存在しません。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

  • このメッセージには、システムエラーの番号が示されます。システム管理者に問い合わせてください。

  • Interstage Java EE Node Agentサービスに関連するレジストリの構成情報が不完全であるか、または壊れている可能性があります。レジストリのバックアップファイルから復元するか、製品を再インストールしてください。

  • 問題が継続する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

ijna10007: An Interstage Java EE Node Agent service cannot connect to the service control manager. name={0} func={1} detail={2}

[可変情報]

{0}: サービス名
{1}: エラー情報
{2}: システムエラーの番号

[意味]

Interstage Java EE Node Agentサービスは、サービスコントロールマネージャに接続できません。

[システムの処理]

Interstage Java EE Node Agentサービスが初期化に失敗しました。処理を続行できません。

[ユーザの対処]

レジストリに問題があるか、オペレーティングシステムによって返されるシステムエラーの可能性があります。

  • このメッセージには、システムエラーの番号が示されます。システム管理者に問い合わせてください。

  • Interstage Java EE Node Agentサービスに関連するレジストリの構成情報が不完全であるか、または壊れている可能性があります。レジストリのバックアップファイルから復元するか、製品を再インストールしてください。

  • 問題が継続する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

ERROR: ijna10008: The Interstage Java EE Node Agent service closing event cannot be created. detail={0}

[可変情報]

{0}: システムエラーの番号

[意味]

Interstage Java EE Node Agentサービスの終了イベントが作成できません。考えられるエラーには、オペレーティングシステムによって返されるシステムエラー、資源不足などがあります。

[システムの処理]

Interstage Java EE Node Agentサービスが初期化に失敗しました。処理を続行できません。

[ユーザの対処]

  • このメッセージには、システムエラーの番号が示されます。システム管理者に問い合わせてください。

  • 問題が継続する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

INFO: ijna10009: The Interstage Java EE Node Agent service is already started.

[意味]

Interstage Java EE Node Agentサービスは、すでに起動しています。Interstage Java EE Node Agentサービスが停止していない状態で、操作が実行された可能性があります。

[システムの処理]

システムの処理には影響を与えません。Interstage Java EE Node Agentサービスは継続します。

[ユーザの対処]

通常、対処は必要ありません。

Interstage Java EE Node Agentサービスが異常終了していた場合、コマンド実行時に本メッセージが出力される場合があります。ijnastatコマンドを実行した際に"stopped"と表示され、かつijnastartコマンド実行時に本メッセージが出力される場合、Interstage Java EE Node Agentサービスが異常終了したと判断できます。
この場合、トラブルシューティング集「運用環境に関する異常」の「Interstage Java EE Node Agentサービスの異常終了」のリカバリ手順を実施して復旧してください。

ERROR: ijna10010: Insufficient memory.

[意味]

メモリが不足しています。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

不要なアプリケーションを終了して、再試行してください。詳細は、「トラブルシューティング集」の「Interstage運用時の異常」-「共通事項」-「メモリ不足の異常」を参照してください。

ERROR: ijna10011: A command that was called internally cannot be executed. func={0} detail={1}

[可変情報]

{0}: エラー情報
{1}: システムエラーの番号


エラー情報、およびシステムエラーの番号の内容は出力されません。

[意味]

内部処理用のコマンドを実行できません。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

以下のコマンドが存在しないか、またはコマンドを実行するための許可を持っていない可能性があります。

  • asadminコマンド

  • ijdasstatコマンド

  • ijnastatコマンド


以下の対処を実施してください。

  • 上記コマンドが存在していることを確認してください。コマンドが存在しない場合、コマンドが削除されたか、または製品が正しくインストールされていない可能性があります。製品を再インストールしてください。

  • 上記コマンドが存在する場合、ファイルのアクセス許可を確認してください。

  • 上記コマンドがアクセス許可を持っている場合、コマンドが壊れている可能性があります。製品を再インストールしてください。

  • このメッセージには、システムエラーの番号が示されます。システム管理者に問い合わせてください。

  • 問題が継続する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、、技術員に連絡してください。

ERROR: ijna10012: Cannot find a command that was called internally. func={0} detail={1}

[可変情報]

{0}: エラー情報
{1}: システムエラーの番号

[意味]

内部処理用のコマンドが見つかりません。Interstage Java EE Node Agentサービスに必要なファイルが不足しています。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

以下のコマンドが存在していない可能性があります。

  • asadminコマンド

  • ijdasstatコマンド


以下の対処を実施してください。

  • 上記のコマンドが存在していることを確認してください。コマンドが存在しない場合、コマンドが削除されたか、または製品が正しくインストールされていない可能性があります。製品を再インストールしてください。

  • このメッセージには、システムエラーの番号が示されます。システム管理者に問い合わせてください。

  • 問題が継続する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

ERROR: ijna10013: Access to the service control manager was denied.

[意味]

アクセスが拒否されました。サービスコントロールマネージャに接続できません。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

Interstage Java EE Node Agentサービスに関連するレジストリの構成情報が不完全であるか、または壊れている可能性があります。レジストリのバックアップファイルから復元するか、製品を再インストールしてください。
問題が継続する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

ERROR: ijna10014: Cannot find the registry. key={0} entry={1} func={2} detail={3}

[可変情報]

{0}: レジストリキー
{1}: レジストリエントリ名
{2}: エラー情報
{3}: システムエラーの番号

[意味]

レジストリキー、またはレジストリエントリが見つかりません。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

  • このメッセージには、システムエラーの番号が示されます。システム管理者に問い合わせてください。

  • Interstage Java EE Node Agentサービスに関連するレジストリの構成情報が不完全であるか、または壊れている可能性があります。レジストリのバックアップファイルから復元するか、製品を再インストールしてください。

  • 問題が継続する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

ERROR: ijna10015: An error occurred in a command called internally. code={0}

[可変情報]

{0}: 終了コード

[意味]

内部処理用のコマンドで異常が発生しました。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

このメッセージは、内部処理で使用するコマンドの問題を知らせます。
以下のログを参照して原因となったメッセージが出力されていないか確認してください。

  • システムログ/イベントログ

  • Interstage Java EE Node Agentサービスのサーバーログ


終了コードが"-1073741502"の場合、サービスプロセスが多く存在することにより、デスクトップヒープが枯渇している可能性があります。Interstage Java EE Node Agentサービスの停止処理時に本メッセージが出力された場合、他のサービスプロセスを停止させた後、再度Interstage Java EE Node Agentサービスを停止させてください。デスクトップヒープの枯渇については、「トラブルシューティング集」の「デスクトップヒープが枯渇した場合」を参照してください。

ERROR: ijna10016: A system error was returned by the operating system. func={0} detail={1}

[可変情報]

{0}: エラー情報
{1}: システムエラーの番号

[意味]

オペレーティングシステムによってシステムエラーが返されました。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

  • このメッセージには、システムエラーの番号が示されます。システム管理者に問い合わせてください。

  • 問題が継続する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

INFO: ijna10017: The operation that was requested is already running. control={0}

[可変情報]

{0}: コントロールコード

[意味]

要求された操作はすでに実行中です。

[システムの処理]

システムの処理には影響を与えません。進行中の操作を継続します。

ERROR: ijna10018: The Interstage Java EE Node Agent service did not stop normally.

[意味]

Interstage Java EE Node Agentサービスは正しく停止していません。

[システムの処理]

Interstage Java EE Node Agentサービスは処理を継続して終了しましたが、Interstage Java EE Node Agentサービスが実行したコマンドは、処理が完了していない可能性があります。

[ユーザの対処]

このメッセージの前に原因となったメッセージが出力されていますので、そのメッセージを参照してエラーを修正してください。

INFO: ijna10019: The Interstage Java EE Node Agent service has already stopped.

[意味]

Interstage Java EE Node Agentサービスは、すでに停止しています。

[システムの処理]

システムの処理には影響を与えません。

ERROR: ijna10020: The Interstage Java EE Node Agent service is disabled. name={0}

[可変情報]

{0}: サービス名

[意味]

Interstage Java EE Node Agentサービスが無効な状態です。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

  • [コントロールパネル] > [管理ツール] > [サービス]から、可変情報に示すサービス名の状態を確認してください。状態が“無効”の場合には、プロパティの[全般]タブにあるスタートアップの種類を「自動」に変更して、操作をやり直してください。

  • 問題が継続する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

ERROR: ijna10021: The Interstage Java EE Node Agent service has been deleted.

[意味]

Interstage Java EE Node Agentサービスは削除されています。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

製品を再インストールしてください。

ERROR: ijna10022: There is no response from the Interstage Java EE Node Agent service.

[意味]

Interstage Java EE Node Agentサービスから応答がありません。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

  • システムが高負荷な状態により、Interstage Java EE Node Agentサービスの処理が遅延している可能性があります。システムの状態を確認してください。

  • イベントビューアを参照してシステムに異常がないか確認してください。

ERROR: ijna10023: The Interstage Java EE Node Agent service operation failed.

[意味]

Interstage Java EE Node Agentサービスの操作に失敗しました。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

以下のログを参照して原因となったメッセージが出力されていないか確認してください。

  • システムログ/イベントログ

  • Interstage Java EE Node Agentサービスのサーバーログ

「トラブルシューティング」-「運用環境に関する異常」を参照し、起動失敗の原因がないか確認してください。

ERROR: ijna10024: A request to stop the Interstage Java EE Node Agent service was made while it was starting up.

[意味]

Interstage Java EE Node Agentサービスが開始中に停止を要求しました。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

Interstage Java EE Node Agentサービスの開始を待ってから、再度コマンドを実行してください。

INFO: ijna10025: A request to stop the Interstage Java EE Node Agent service was made while the system was shutting down.

[意味]

システムのシャットダウン中にInterstage Java EE Node Agentサービスの停止を要求しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

ERROR: ijna10027: An error occurred while acquiring authentication information. func={0} detail={1}

[可変情報]

{0}: エラー情報
{1}: システムエラーの番号

[意味]

認証情報の取得処理で異常が発生しました。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

  • このメッセージには、システムエラーの番号が示されます。システム管理者に問い合わせてください。

  • エラー情報が"decryption"の場合、パスワードの復号化処理でエラーが発生しています。ファイルシステムに異常が発生している可能性があるため、Interstageインストールディレクトリ配下、Java EE共通ディレクトリ配下のファイルへのアクセスに問題がないか確認してください。


    Interstage Java EE Node AgentサービスのログオンアカウントにAdministrators権限を持っていないユーザーが指定されている可能性があります。ログオンアカウントを確認し、Administrators権限を持っているか確認してください。
    エラー情報が"description"、かつシステムエラーの番号が"-1073741502"の場合、デスクトップヒープが枯渇している可能性があります。デスクトップヒープの枯渇については、「トラブルシューティング集」の「デスクトップヒープが枯渇した場合」を参照してください。

  • 以下の場合、Java EEのインストール環境が壊れている可能性があります。ijinitコマンドを使用してJava EE運用環境の初期化を行ってください。

    • エラー情報が"ReadFile"、かつシステムエラーの番号が"0"の場合

    • エラー情報が"CreateFile"、かつシステムエラーの番号が"2"の場合

    • エラー情報が"ijna_get_environment_value"の場合

    • エラー情報が"ijna_get_plaintext"の場合

  • 問題が継続する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

ERROR: ijna10028: An error occurred while setting environment. func={0} detail={1}

[可変情報]

{0}: エラー情報
{1}: システムエラーの番号

[意味]

コマンドの環境設定で異常が発生しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

  • このメッセージには、システムエラーの番号が示されます。システム管理者に問い合わせてください。

  • 以下の場合、Java EEのインストール環境が壊れている可能性があります。ijinitコマンドを使用してJava EE運用環境の初期化を行ってください。

    • エラー情報が"ijna_get_environment_value"の場合

  • 問題が継続する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

ERROR: ijna10030: The command has already been executed.

[意味]

すでにijnastartまたはijnastopコマンドが実行中のため、コマンドの実行に失敗しました。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

Interstage Java EE Node Agentサービスの状態を確認し、必要であれば再度コマンドを実行してください。
他にコマンドが実行されていないのに本メッセージが出力される場合、コマンドが強制終了されたためにロック用のディレクトリが残存している可能性があります。ijnastart、ijnastopコマンドが実行されていない状態で以下のディレクトリが存在しているか確認し、存在している場合は削除してください。

  • /tmp/ijna-key

ERROR: ijna10031: An error occurred while getting Interstage Java EE Node Agent service status.

[意味]

Interstage Java EE Node Agentサービスの状態取得でなんらかの異常が発生し、状態取得できませんでした。Interstage Java EE Node Agentサービスがハングアップしているなどの可能性があります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

本メッセージが出力される場合、しばらく待ってからijnastatコマンドでInterstage Java EE Node Agentサービスの状態を確認してください。

ijnastatコマンドでInterstage Java EE Node Agentサービスの状態が"unknown"と表示され現象が改善されない場合は、「トラブルシューティング集」-「Java EE使用時の異常」-「運用中の異常」-「Interstage Java EE Node Agentサービスのプロセス回収手順」を参照して復旧してください。

ERROR: ijna10033: The evaluation period passed.
Interstage Application Server cannot be used. (Interstage Java EE)
Please buy the product version when continuously using it.

[意味]

Interstage Java EEの試用期間が過ぎています。

[ユーザの対処]

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