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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
FUJITSU Software

20.15 IJMQ_B4000番台のメッセージ

IJMQ_B4000: File not found: {0}

[可変情報]

{0}:定義ファイルのパス

[意味]

定義ファイルが存在しません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

アクセス制御ファイル(accesscontrol.properties)/パスワードファイル(passwd){0}が存在しません。
「トラブルシューティング集」の「JMSの開発・運用時の異常」-「アクセス制御ファイル(accesscontrol.properties)またはパスワードファイル(passwd)が存在しない場合の対処」を実施後、再度環境を構築してください。

IJMQ_B4001: Unable to open protocol {0} for {1} service using {2}

[可変情報]

{0}:プロトコル名
{1}:サービス名
{2}:詳細情報

[意味]

サービス{1}が使用するプロトコル{0}のオープンに失敗しました。メッセージブローカ起動時にimq.<serviceName>.tcp.portプロパティを指定している場合は、指定したポート番号がすでに使用されている可能性があります。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

メッセージブローカを停止後、imq.<serviceName>.tcp.portプロパティを変更して、メッセージブローカを起動してください。

IJMQ_B4004: Failed to persist message {0}:{1}

[可変情報]

{0}:メッセージID
{1}:詳細情報

[意味]

不揮発メッセージ{0}の書込みに失敗しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

「チューニングガイド」の「必要資源」-「運用時に必要なディスク容量」-「サーバ機能を使用する場合」を参照し、必要なディスク容量を見積もって空き領域を確保してください。

IJMQ_B4024: The Maximum Number of messages currently in the system [ {0} ] has been exceeded, rejecting message {1}

[可変情報]

{0}:imq.system.max_countに設定された値
{1}:メッセージID

[意味]

メッセージブローカが保持しているメッセージ数が、保持できるメッセージの最大数を超過するため、メッセージ{1}を破棄します。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

以下の対処を行ってください。

  • imq.system.max_countで指定した値を確認し、必要に応じて値を変更してください。

  • 受信アプリケーションを起動して、物理格納先に格納されているメッセージを受信してください。

IJMQ_B4025: The Maximum Size limit for the messages currently in the system [ {0} ] has been exceeded, rejecting message {1}

[可変情報]

{0}:imq.system.max_sizeで設定された値
{1}:メッセージID

[意味]

メッセージブローカが保持しているメッセージの合計サイズが、保持できるメッセージの最大合計サイズを超過するため、メッセージ{1}を破棄します。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

以下の対処を行ってください。

  • imq.system.max_sizeで指定した値を確認し、必要に応じて値を変更してください。

  • 受信アプリケーションを起動して、物理格納先に格納されているメッセージを受信してください。

IJMQ_B4026: The size [ {0} bytes ] of Message {1} is larger than the individual message limit (imq.message.max_size) of {2} bytes, rejecting the message

[可変情報]

{0}:メッセージのサイズ
{1}:メッセージID
{2}:imq.message.max_sizeで設定された値

[意味]

メッセージ{1}のサイズが、imq.message.max_sizeで設定された値より大きいため、メッセージを破棄します。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

以下の対処を行ってください。

  • imq.message.max_sizeの設定値を確認し、必要に応じて変更してください。

  • 送信するメッセージのプロパティ数、および本文のサイズを確認してください。

IJMQ_B4027: Invalid property value: {0}

[可変情報]

{0}:パラメタ情報

[意味]

不正なパラメタが設定されました。

[システムの処理]

エラー情報を通知します。

[ユーザの対処]

パラメタ情報{0}を参照して、パラメタを見直してください。

IJMQ_B4043: Connection not authenticated

[意味]

コネクションの認証に失敗しました。imqcmd list cxnコマンド実行時に本メッセージが出力された場合、該当するコネクションが切断処理中の可能性があります。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

しばらくしてから、再度imqcmd list cxnコマンドを実行してください。

IJMQ_B4047: Failed to load access control for type: {0} - {1}

[可変情報]

{0}:アクセス制御ファイルのパス
{1}:エラー原因

[意味]

アクセス制御ファイルの読込みに失敗しました。アクセス制御ファイル(accesscontrol.properties){0}が存在しません。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

「トラブルシューティング集」の「JMSの開発・運用時の異常」-「アクセス制御ファイル(accesscontrol.properties)またはパスワードファイル(passwd)が存在しない場合の対処」を実施後、再度環境を構築してください。

IJMQ_B4051: Forbidden {0}

[可変情報]

{0}:ユーザ名

[意味]

指定されたユーザには、実行権限がありません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

以下のいずれかの対処を行ってください。

  • ユーザ{0}および所属するグループの実行権限が正しいかを確認してください。
    使用しているユーザおよび所属するグループは、imqusermgr listサブコマンドで確認できます。コマンドの詳細については、「リファレンスマニュアル(コマンド編)」の「Java EE運用コマンド」-「imqusermgr」-「listサブコマンド」を参照してください。

  • アクセス制御プロパティファイルの定義に誤りがないか見直してください。
    アクセス制御プロパティファイルについては、「Java EE運用ガイド」の「JMSのセキュリティ機能」-「アクセス制御プロパティファイル」を参照してください。

  • IJServerクラスタのJMSサービスの定義項目に設定した管理ユーザーID/管理者パスワードが正しいかを確認してください。

IJMQ_B4058: Unable to unsubscribe to interest with a durable name of {0} and a client id of {1} - consumer does not exist

[可変情報]

{0}:durable subscription名
{1}:クライアントID

[意味]

存在しないdurable subscriberが指定されたため、コマンドの実行に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

  • JMSクライアントアプリケーション実行時に出力された場合
    durable subscriberがimqcmd destroy durコマンドで削除された可能性があります。必要に応じて、JMSクライアントアプリケーションを再度実行してください。

  • imqcmd destroy durコマンド実行時に出力された場合
    durable subscription名{0}とクライアントID{1}を確認し、正しいオプションを指定して、再度コマンドを実行してください。
    コマンドの詳細については、「リファレンスマニュアル(コマンド編)」の「Java EE運用コマンド」-「imqcmd」を参照してください。

IJMQ_B4063: Can not create Destination {0}:{1} - the destination already exists

[可変情報]

{0}:物理格納先のタイプ
{1}:物理格納先名

[意味]

すでに存在する物理格納先が指定されたため、コマンドの実行に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

別の物理格納先名を指定して、再度コマンドを実行してください。
コマンドの詳細については、「リファレンスマニュアル(コマンド編)」の「Java EE運用コマンド」-「imqcmd」を参照してください。

IJMQ_B4073: {0} {1} of access control file {2} not match {3} of {4}

[可変情報]

{0}:プロパティ名
{1}:プロパティ値
{2}:アクセス制御ファイルのパス
{3}:プロパティの正常値
{4}:内部情報

[意味]

アクセス制御ファイル{2}のプロパティ{0}の定義に誤りがあります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

「トラブルシューティング集」の「JMSの開発・運用時の異常」-「アクセス制御ファイル(accesscontrol.properties)またはパスワードファイル(passwd)が存在しない場合の対処」を実施後、再度環境を構築してください。

IJMQ_B4076: Forbidden authenticated name {0} from service {1}[{2}] on administration destination

[可変情報]

{0}:ユーザ名
{1}:接続サービス名
{2}:接続サービスタイプ

[意味]

ユーザ認証に失敗しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

imqcmd shutdown bkrコマンド実行時に本メッセージが出力された場合は、「トラブルシューティング集」の「JMSの開発・運用時の異常」-「メッセージブローカを停止できない」を参照し、メッセージブローカを停止させてください。

WARNING: IJMQ_B4087: Unable to destroy destination: {0}, because :{1}

[可変情報]

{0}:物理格納先名
{1}:エラー原因

[意味]

物理格納先の削除に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

エラー原因{1}のメッセージを参照して、対処してください。
コマンドの詳細については、「リファレンスマニュアル(コマンド編)」の「Java EE運用コマンド」-「imqcmd」を参照してください。

IJMQ_B4090: Unable to create destination: {0}, because {1}

[可変情報]

{0}:物理格納先名
{1}:詳細情報

[意味]

物理格納先{0}の作成に失敗しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

詳細情報{1}のメッセージを参照して、対処してください。
コマンドの詳細については、「リファレンスマニュアル(コマンド編)」の「Java EE運用コマンド」-「imqcmd」を参照してください。

IJMQ_B4091: The Destination of {0} contains invalid characters

[可変情報]

{0}:物理格納先名

[意味]

不正な物理格納先名が指定されたため、コマンドの実行に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

物理格納先名{0}に、禁止文字を含んでいないかを確認してください。
コマンドの詳細については、「リファレンスマニュアル(コマンド編)」の「Java EE運用コマンド」-「imqcmd」を参照してください。

IJMQ_B4095: Durable subscription {0}:{1} is already active on destination {2}:{3}.

[可変情報]

{0}:サブスクリプション識別子
{1}:クライアントID
{2}:物理格納先のタイプ
{3}:物理格納先名

[意味]

指定された永続サブスクリプションは、他のコンシューマにおいて使用中です。

[システムの処理]

アプリケーションに例外を通知します。

[ユーザの対処]

指定された永続サブスクリプションが使用されていないことを確認した後、再度呼び出してください。