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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
FUJITSU Software

17.1 ijdas10000番台のメッセージ

INFO: ijdas10000: Interstage Java EE DAS service has started.

[意味]

Interstage Java EE DASサービスを開始しました。

INFO: ijdas10001: Interstage Java EE DAS service has stopped.

[意味]

Interstage Java EE DASサービスを停止しました。

ERROR: ijdas10002: Interstage Java EE DAS service cannot be started.

[意味]

Interstage Java EE DASサービスを開始できません。

[システムの処理]

エラーが発生したため、Interstage Java EE DASサービスは開始されません。

[ユーザの対処]

  • このメッセージの前に原因となったメッセージが出力されている場合は、そのメッセージを参照してエラーを修正してください。
    直前にメッセージが出力されていない場合は、以下のログを参照して原因となったメッセージが出力されていないか確認してください。

    • システムログ/イベントログ

    • Interstage Java EE DASサービスのサーバーログ

  • Interstage Java EE DASサービスの状態が所定の時間内に"starting"または"running"に変化せずにタイムアウトした可能性があります。この場合、「トラブルシューティング集」の「運用環境に関する異常」の「Interstage Java EE DASサービス起動時の異常」にしたがって、状態が"starting"および"running"に変化するまでのタイムアウト時間を設定してください。

ERROR: ijdas10003: Interstage Java EE DAS service cannot be stopped.

[意味]

Interstage Java EE DASサービスを停止できません。

[システムの処理]

エラーが発生したため、Interstage Java EE DASサービスは停止できません。

[ユーザの対処]

  • このメッセージの前に原因となったメッセージが出力されている場合は、そのメッセージを参照してエラーを修正してください。
    直前にメッセージが出力されていない場合は、以下のログを参照して原因となったメッセージが出力されていないか確認してください。

    • システムログ/イベントログ

    • Interstage Java EE DASサービスのサーバーログ

  • Interstage Java EE DASサービスの状態が所定の時間内に"not running"に変化せずにタイムアウトした可能性があります。この場合、「トラブルシューティング集」の「運用環境に関する異常」の「Interstage Java EE DASサービス停止時の異常」にしたがって、状態が"not running"に変化するまでのタイムアウト時間を設定してください。

ERROR: ijdas10004: Too many operands were specified.

[意味]

多くのオペランドが指定されました。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

コマンドの形式にしたがって、コマンドを実行し直してください。

ERROR: ijdas10005: There are no permissions for executing the command.

[意味]

コマンドを実行するための権限がありません。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

管理者権限を所有するユーザで、コマンドをやり直してください。

ERROR: ijdas10006: The specified service does not exist. name={0} detail={1}

[可変情報]

{0}: サービス名
{1}: システムエラーの番号

[意味]

指定したサービスが存在しません。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

  • このメッセージには、システムエラーの番号が示されます。システム管理者に問い合わせてください。

  • Interstage Java EE DASサービスに関連するレジストリの構成情報が不完全であるか、または壊れている可能性があります。レジストリのバックアップファイルから復元するか、製品を再インストールしてください。

  • 問題が継続する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

ERROR: ijdas10007: Interstage Java EE DAS service cannot connect to the service control manager. name={0} func={1} detail={2}

[可変情報]

{0}: サービス名
{1}: エラー情報
{2}: システムエラーの番号

[意味]

Interstage Java EE DASサービスは、サービスコントロールマネージャに接続できません。

[システムの処理]

Interstage Java EE DASサービスが初期化に失敗しました。処理を続行できません。

[ユーザの対処]

レジストリに問題があるか、オペレーティングシステムによって返されるシステムエラーの可能性があります。

  • このメッセージには、システムエラーの番号が示されます。システム管理者に問い合わせてください。

  • Interstage Java EE DASサービスに関連するレジストリの構成情報が不完全であるか、または壊れている可能性があります。レジストリのバックアップファイルから復元するか、製品を再インストールしてください。

  • 問題が継続する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

ERROR: ijdas10008: Interstage Java EE DAS service closing event cannot be created. detail={0}

[可変情報]

{0}: システムエラーの番号

[意味]

Interstage Java EE DASサービスの終了イベントが作成できません。考えられるエラーには、オペレーティングシステムによって返されるシステムエラー、資源不足などがあります。

[システムの処理]

Interstage Java EE DASサービスが初期化に失敗しました。処理を続行できません。

[ユーザの対処]

  • このメッセージには、システムエラーの番号が示されます。システム管理者に問い合わせてください。

  • 問題が継続する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

INFO: ijdas10009: Interstage Java EE DAS service is already started.

[意味]

Interstage Java EE DASサービスは、すでに起動しています。Interstage Java EE DASサービスが停止していない状態で、操作が実行された可能性があります。

[システムの処理]

システムの処理には影響を与えません。Interstage Java EE DASサービスは継続します。

[ユーザの対処]

通常、対処は必要ありません。

Interstage Java EE DASサービスが異常終了していた場合、コマンド実行時に本メッセージが出力される場合があります。ijdasstatコマンドを実行した際に"stopped"と表示され、かつijdasstartコマンド実行時に本メッセージが出力される場合、Interstage Java EE DASサービスが異常終了したと判断できます。
この場合、ijdasstopコマンドを実行した後に、再度ijdasstartコマンドを実行してください。

ERROR: ijdas10010: Insufficient memory.

[意味]

メモリが不足しています。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

不要なアプリケーションを終了して、再試行してください。詳細は、「トラブルシューティング集」の「Interstage運用時の異常」-「共通事項」-「メモリ不足の異常」を参照してください。

ERROR: ijdas10011: A command that was called internally cannot be executed. func={0} detail={1}

[可変情報]

{0}: エラー情報
{1}: システムエラーの番号


エラー情報、およびシステムエラーの番号の内容は出力されません。

[意味]

内部処理用のコマンドを実行できません。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

以下のコマンドが存在しないか、またはコマンドを実行するための許可を持っていない可能性があります。

  • asadminコマンド

  • ijdasstatコマンド


以下の対処を実施してください。

  • 上記コマンドが存在していることを確認してください。コマンドが存在しない場合、コマンドが削除されたか、または製品が正しくインストールされていない可能性があります。製品を再インストールしてください。

  • 上記コマンドが存在する場合、ファイルのアクセス許可を確認してください。

  • 上記コマンドがアクセス許可を持っている場合、コマンドが壊れている可能性があります。製品を再インストールしてください。

  • このメッセージには、システムエラーの番号が示されます。システム管理者に問い合わせてください。

  • 問題が継続する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

ERROR: ijdas10012: Cannot find a command that was called internally. func={0} detail={1}

[可変情報]

{0}: エラー情報
{1}: システムエラーの番号

[意味]

内部処理用のコマンドが見つかりません。Interstage Java EE DASサービスに必要なファイルが不足しています。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

asadminコマンドが存在していない可能性があります。
以下の対処を実施してください。

  • 上記コマンドが存在していることを確認してください。コマンドが存在しない場合、コマンドが削除されたか、または製品が正しくインストールされていない可能性があります。製品を再インストールしてください。

  • このメッセージには、システムエラーの番号が示されます。システム管理者に問い合わせてください。

  • 問題が継続する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

ERROR: ijdas10013: Access to the service control manager was denied.

[意味]

アクセスが拒否されました。サービスコントロールマネージャに接続できません。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

Interstage Java EE DASサービスに関連するレジストリの構成情報が不完全であるか、または壊れている可能性があります。レジストリのバックアップファイルから復元するか、製品を再インストールしてください。
問題が継続する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

ERROR: ijdas10014: Cannot find the registry. key={0} entry={1} func={2} detail={3}

[可変情報]

{0}: レジストリキー
{1}: レジストリエントリ名
{2}: エラー情報
{3}: システムエラーの番号

[意味]

レジストリキー、またはレジストリエントリが見つかりません。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

  • このメッセージには、システムエラーの番号が示されます。システム管理者に問い合わせてください。

  • Interstage Java EE DASサービスに関連するレジストリの構成情報が不完全であるか、または壊れている可能性があります。レジストリのバックアップファイルから復元するか、製品を再インストールしてください。

  • 問題が継続する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

ERROR: ijdas10015: An error occurred in a command called internally. code={0}

[可変情報]

{0}: 終了コード

[意味]

内部処理用のコマンドで異常が発生しました。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

このメッセージは、内部処理で使用するコマンドの問題を知らせます。
以下のログを参照して原因となったメッセージが出力されていないか確認してください。

  • システムログ/イベントログ

  • Interstage Java EE DASサービスのサーバーログ


終了コードが"-1073741502"の場合、サービスプロセスが多く存在することにより、デスクトップヒープが枯渇している可能性があります。Interstage Java EE DASサービスの停止処理時に本メッセージが出力された場合、他のサービスプロセスを停止させた後、再度Interstage Java EE DASサービスを停止させてください。デスクトップヒープの枯渇については、「トラブルシューティング集」の「デスクトップヒープが枯渇した場合」を参照してください。

ERROR: ijdas10016: A system error was returned by the operating system. func={0} detail={1}

[可変情報]

{0}: エラー情報
{1}: システムエラーの番号

[意味]

オペレーティングシステムによってシステムエラーが返されました。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

  • このメッセージには、システムエラーの番号が示されます。システム管理者に問い合わせてください。

  • 問題が継続する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

INFO: ijdas10017: The operation that was requested is already running. control={0}

[可変情報]

{0}: コントロールコード

[意味]

要求された操作はすでに実行中です。

[システムの処理]

システムの処理には影響を与えません。進行中の操作を継続します。

ERROR: ijdas10018: Interstage Java EE DAS service did not stop normally.

[意味]

Interstage Java EE DASサービスは正しく停止していません。

[システムの処理]

Interstage Java EE DASサービスは処理を継続して終了しましたが、Interstage Java EE DASサービスが実行したコマンドは、処理が完了していない可能性があります。

[ユーザの対処]

このメッセージの前に原因となったメッセージが出力されていますので、そのメッセージを参照してエラーを修正してください。

INFO: ijdas10019: Interstage Java EE DAS service has already stopped.

[意味]

Interstage Java EE DASサービスは、すでに停止しています。

[システムの処理]

システムの処理には影響を与えません。

ERROR: ijdas10020: Interstage Java EE DAS service is disabled. name={0}

[可変情報]

{0}: サービス名

[意味]

Interstage Java EE DASサービスが無効な状態です。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

  • [コントロールパネル] > [管理ツール] > [サービス]から、可変情報に示すサービス名の状態を確認してください。状態が“無効”の場合には、プロパティの[全般]タブにあるスタートアップの種類を“自動”に変更して、操作をやり直してください。

  • 問題が継続する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

ERROR: ijdas10021: Interstage Java EE DAS service has been deleted.

[意味]

Interstage Java EE DASサービスは削除されています。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

製品を再インストールしてください。

ERROR: ijdas10022: There is no response from Interstage Java EE DAS service.

[意味]

Interstage Java EE DASサービスから応答がありません。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

  • システムが高負荷な状態により、Interstage Java EE DASサービスの処理が遅延している可能性があります。システムの状態を確認してください。

  • イベントビューアを参照してシステムに異常がないか確認してください。

ERROR: ijdas10023: Interstage Java EE DAS service operation failed.

[意味]

Interstage Java EE DASサービスの操作に失敗しました。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

以下のログを参照して原因となったメッセージが出力されていないか確認してください。

  • システムログ/イベントログ

  • Interstage Java EE DASサービスのサーバーログ

「トラブルシューティング」-「運用環境に関する異常」を参照し、起動失敗の原因がないか確認してください。

ERROR: ijdas10024: A request to stop Interstage Java EE DAS service was made while it was starting up.

[意味]

Interstage Java EE DASサービスが開始中に停止を要求しました。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

Interstage Java EE DASサービスの開始を待ってから、再度コマンドを実行してください。

INFO: ijdas10025: A request to stop Interstage Java EE DAS service was made while the system was shutting down.

[意味]

システムのシャットダウン中にInterstage Java EE DASサービスの停止を要求しました。

[システムの処理]

操作を中断します。

ERROR: ijdas10026: An error occurred while getting Interstage Java EE DAS service status.

[意味]

Interstage Java EE DASサービスの状態取得でなんらかの異常が発生し、状態取得できませんでした。Interstage Java EE DASサービスがハングアップしているなどの可能性があります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

本メッセージが出力される場合、しばらく待ってからijdasstatコマンドでInterstage Java EE DASサービスの状態を確認してください。

ijdasstatコマンドでInterstage Java EE DASサービスの状態が"unknown"と表示され現象が改善されない場合は、「トラブルシューティング集」-「Java EE使用時の異常」-「運用中の異常」-「Interstage Java EE DASサービスのプロセス回収手順」を参照して復旧してください。

ERROR: ijdas10027: An error occurred while acquiring authentication information. func={0} detail={1}

[可変情報]

{0}: エラー情報
{1}: システムエラーの番号

[意味]

認証情報の取得処理で異常が発生しました。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

  • このメッセージには、システムエラーの番号が示されます。システム管理者に問い合わせてください。

  • エラー情報が"decryption"の場合、パスワードの復号化処理でエラーが発生しています。ファイルシステムに異常が発生している可能性があるため、Interstageインストールディレクトリ配下、Java EE共通ディレクトリ配下のファイルへのアクセスに問題がないか確認してください。


    Interstage Java EE DASサービスのログオンアカウントにAdministrators権限を持っていないユーザーが指定されている可能性があります。ログオンアカウントを確認し、Administrators権限を持っているか確認してください。
    エラー情報が"description"、かつシステムエラーの番号が"-1073741502"の場合、デスクトップヒープが枯渇している可能性があります。デスクトップヒープの枯渇については、「トラブルシューティング集」の「デスクトップヒープが枯渇した場合」を参照してください。

  • 以下の場合、Java EEのインストール環境が壊れている可能性があります。ijinitコマンドを使用してJava EE運用環境の初期化を行ってください。

    • エラー情報が"ReadFile"、かつシステムエラーの番号が"0"の場合

    • エラー情報が"CreateFile"、かつシステムエラーの番号が"2"の場合

    • エラー情報が"ijdas_get_environment_value"の場合

    • エラー情報が"ijdas_get_plaintext"の場合

  • 問題が継続する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

ERROR: ijdas10029: Authentication of the service admin user failed.

[意味]

サービス管理ユーザーの認証に失敗しました。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

「トラブルシューティング集」-「認証に失敗する旨のメッセージが出力される場合」を参照し、対処を行ってください。

ERROR: ijdas10030: The command has already been executed.

[意味]

すでにijdasstartまたはijdasstopコマンドが実行中のため、コマンドの実行に失敗しました。

[システムの処理]

操作は失敗します。

[ユーザの対処]

Interstage Java EE DASサービスの状態を確認し、必要であれば再度コマンドを実行してください。
他にコマンドが実行されていないのに本メッセージが出力される場合、コマンドが強制終了されたためにロック用のディレクトリが残存している可能性があります。ijdasstart、ijdasstopコマンドが実行されていない状態で以下のディレクトリが存在しているか確認し、存在している場合は削除してください。

  • /tmp/ijdas-key

ERROR: ijdas10033: The evaluation period passed.
Interstage Application Server cannot be used. (Interstage Java EE)
Please buy the product version when continuously using it.

[意味]

Interstage Java EEの試用期間が過ぎています。

[ユーザの対処]

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