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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express リファレンスマニュアル(コマンド編)
FUJITSU Software

13.11 imqcmd

名前

imqcmd - メッセージブローカの管理


形式

(1)サブコマンドの実行
  imqcmd サブコマンド "オプション"

(2)ヘルプの表示
  imqcmd {-help|-h|-Help|-H}

(3)バージョン情報の表示
  imqcmd {-version|-v}


機能説明

メッセージブローカの定義変更、物理格納先の作成、定義変更、削除などを行います。
以下のサブコマンドがあります。

サブコマンド

説明

create dst

物理格納先を作成します。

destroy cxn

コネクションを削除します。

destroy dst

物理格納先を削除します。

destroy dur

永続サブスクリプションを削除します。

list cxn

メッセージブローカが管理しているコネクションの一覧を表示します。

list dst

メッセージブローカが管理している物理格納先の一覧を表示します。

list dur

永続サブスクリプションの一覧を表示します。

list svc

メッセージブローカが管理しているサービスの一覧を表示します。

pause bkr

メッセージブローカを一時停止します。

pause dst

1つまたはすべての物理格納先を一時停止します。

pause svc

1つのサービスを一時停止します。

purge dst

物理格納先を削除しないで、物理格納先のすべてのメッセージを破棄します。

purge dur

永続サブスクリプションを削除しないで、永続サブスクリプションのすべてのメッセージを破棄します。

query bkr

メッセージブローカの情報を照会して表示します。

query cxn

コネクション情報を照会して表示します。

query dst

物理格納先の情報を照会して表示します。

query svc

サービスの情報を照会して表示します。

quiesce bkr

メッセージブローカでのコネクションの新規受け入れを停止します。

restart bkr

メッセージブローカを再起動します。

resume bkr

メッセージブローカを再開します。

resume dst

1つまたはすべての物理格納先を再開します。

resume svc

サービスを再開します。

shutdown bkr

メッセージブローカを停止します。

unquiesce bkr

メッセージブローカでのコネクションの新規受け入れを再開します。

update bkr

メッセージブローカのプロパティを更新します。

update dst

物理格納先のプロパティを更新します。

update svc

サービスのプロパティを更新します。


オプション

オプション名

簡略名

説明

-b

  

メッセージブローカのホスト名とポート番号を、「ホスト名:ポート番号」の形式で指定します。
ホスト名だけ指定する場合は、「ホスト名」として指定します。
ポート番号だけ指定する場合は、「:ポート番号」として指定します。
省略時のホスト名は、「localhost」です。
省略時のポート番号は、「7676」です。

-help

-h

使用法のヘルプを表示します。

-Help

-H

使用法のヘルプ、プロパティリストおよび例を表示します。

-javahome

  

使用する代替のJava 2互換ランタイムを指定します。
省略時は、製品のデフォルトのJava VMを使用して、メッセージブローカを起動します。

-rtm

  

コマンドタイムアウトを秒単位で指定します。省略値は、「10」です。
「-1」を指定した場合、コマンドタイムアウトは10秒となります。また、「0」を指定した場合、コマンドタイムアウトは無制限となります。

-rtr

  

コマンド再試行回数を指定します。省略値は、「5」です。
「-1」または「0」を指定した場合、コマンド再試行回数は5回となります。

-s

  

コマンドの実行結果を表示しません(サイレントモード)。

-u

  

メッセージブローカの管理者ユーザ名を指定します。
省略時は、インタラクティブな問合せが発生し、管理者ユーザ名の入力が必要となります。ただし、同時に-sオプションを指定した場合は、問合せが表示されません。

-version

-v

以下のバージョン情報を表示します。

  • Product Compatibility Version / Protocol Version
    製品バージョン情報

  • Target JMS API version
    サポートしているJMS APIバージョン

  • Java Runtime Version
    使用するJava Runtime情報


戻り値

0: 正常終了
0以外: 異常終了


注意事項