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Interstage Application Server MessageQueueDirector説明書
FUJITSU Software

8.2.11 MQDPEEKMSG (メッセージを参照する)

機能説明

メッセージキュー内のメッセージを参照します。

記述形式

CALL  "MQDPEEKMSG" USING  メッセージキューアドレス格納域名, 参照モード格納域名, メッセージヘッダ域名, メッセージ本体域名, 領域長格納域名, カーソル情報格納域名, 復帰情報域名, 復帰値格納域名

パラメタ

メッセージキューアドレス格納域: POINTER

MQDCONNECTQプログラムから通知されたメッセージキューアドレスをそのまま指定します。

参照モード格納域: PIC 9(9) COMP-5

メッセージがない場合の対処を指定します。

1: 非同期モード

メッセージがない場合には、すぐに復帰します。

2: 同期モード

メッセージが到着するまで待ちます。

メッセージヘッダ域

メッセージヘッダを入れる領域を指定します。領域は発行元が用意します。メッセージヘッダの詳細については、“8.2.29 パラメタの詳細説明”を参照してください。

メッセージ本体域

メッセージ本体を入れる領域を指定します。領域は発行元が用意します。メッセージ本体の詳細については、“8.2.29 パラメタの詳細説明”を参照してください。

領域長格納域: PIC 9(9) COMP-5

メッセージ本体域の領域の長さを指定します。

カーソル情報格納域: PIC 9(9) COMP-5

メッセージを参照した後のカーソルの位置づけを指定します。

1: (NEXT-UNIT)

メッセージを参照した後カーソルを次のユニットの先頭メッセージに位置づけます。

2: (CURRENT)

メッセージを参照した後カーソルを動かしません。

3: (NEXT-MESSAGE)

メッセージを参照した後カーソルを次のメッセージに位置づけます。

復帰情報域

例外処理のための復帰情報が通知されます。エラー詳細コードには以下の値(10進数)が返されます。復帰情報の詳細については、“8.4 復帰情報の説明”を参照してください。

16 (SYNTAX)
18 (NOSYSTEM)
19 (NOCONNECT)
21 (INVALIDAPI)
22 (NOCONNECTQUE)
25 (DOWNRCV)
29 (DEADLOCK)
30 (BACKOUT)
32 (IO)
33 (NOMEMORY)
36 (PROCESSOVER)
38 (BUFFERLACK)
39 (TRANFILE)
40 (MSGFILE)
51 (UNITMSGOVER)
52 (UNITSUMOVER)
66 (NOQUE)
68 (NOMSG)
70 (QUEEND)
73 (QUERINHIBIT)
74 (PURGEMSG)
135 (MSGBODYLENGTH)
146 (PEEKMODE)
147 (CURSORMODE)


31 (OTHERTHR)

復帰値格納域: PIC S9(5) COMP-5

本プログラムの処理結果が通知されます。詳細は復帰値の説明を参照してください。

復帰値

本プログラムの処理結果が、復帰値格納域と特殊レジスタ“PROGRAM-STATUS”で以下のように通知されます。

正常時:0
異常時: -1

注意事項