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Interstage Application Server ディレクトリサービス運用ガイド
FUJITSU Software

C.1.8 レプリケーション運用中のスレーブサーバ削除

レプリケーション運用中にスレーブサーバを削除する手順を説明します。

  

  

マスタサーバのリポジトリの設定変更

マスタサーバのリポジトリから、スレーブサーバのリポジトリの情報を削除します。

(コマンドを使用する場合)
  1. レプリケーションのマスタサーバであるマシンに接続し、マスタ運用のリポジトリを停止します。
      

  2. リポジトリの環境定義をファイル(リポジトリ環境定義ファイル) に出力します。

    irepconfig print -R リポジトリ名 -o リポジトリ環境定義ファイル
  3. 手順2で作成したリポジトリ環境定義ファイルから、対象のスレーブサーバを示す「slave_info(レプリケーション先ホスト情報)」項目の行を削除します。

    マスタサーバの設定でスレーブサーバの情報(slave_host2)を削除する場合の、リポジトリ環境定義ファイルの定義例 (レプリケーション運用の定義以外は省略しています)

    • 変更前

      # Replication Settings
      operation_mode: master
      slave_info: host=slave_host1 port=389 use_ssl=no binddn="cn=manager" bindpasswd_file= "** Specify the file if you change the password **"(*)
      slave_info: host=slave_host2 port=389 use_ssl=no binddn="cn=manager" bindpasswd_file= "** Specify the file if you change the password **"(*)

      (*)改行を入れないで1行で入力します。

      

    • 変更後

      # Replication Settings
      operation_mode: master
      slave_info: host=slave_host1 port=389 use_ssl=no binddn="cn=manager" bindpasswd_file= "** Specify the file if you change the password **"(*)

      (*)改行を入れないで1行で入力します。

  4. リポジトリの環境定義を変更します。

    irepconfig modify -R リポジトリ名 -f リポジトリ環境定義ファイル

      

(Interstage管理コンソールを使用する場合)
  1. レプリケーションのマスタサーバであるマシンに接続し、マスタ運用のリポジトリを停止します。
      

  2. 停止したリポジトリの[環境設定]画面で、[詳細設定 [表示]]をクリックします。
      

  3. [レプリケーション先ホスト一覧]で、削除するスレーブ運用のリポジトリにチェックを入れ、[削除]ボタンをクリックします。
      

スレーブサーバのリポジトリの削除

スレーブサーバのリポジトリを削除します。

  1. スレーブサーバであるマシンに接続し、スレーブ運用のリポジトリを停止します。
      

  2. 停止したスレーブ運用のリポジトリを削除します。
      

マスタサーバのリポジトリの起動

マスタサーバのリポジトリを起動します。

レプリケーションのマスタサーバであるマシンに接続し、マスタ運用のリポジトリを起動します。