“C.1.5 スレーブサーバへのリポジトリのリストア”でリストアしたリポジトリに、レプリケーションのスレーブ運用を行うための設定を行います。以下の手順で行います。
スレーブサーバであるマシンに接続します。
リポジトリの環境定義をファイル(リポジトリ環境定義ファイル)に出力します。
irepconfig print -R リポジトリ名 -o リポジトリ環境定義ファイル
手順2で作成したリポジトリ環境定義ファイルに以下の値を指定します。
「operation_mode(運用形態の指定)」項目に「slave」を指定します。
「master_host(マスタのホスト名)」項目にマスタサーバのホスト名を指定します。
例
リポジトリ環境定義ファイルの定義例 (レプリケーション運用の定義以外は省略しています)
# Replication Settings operation_mode: slave
master_host: master_host1
リポジトリの環境定義を変更します。
irepconfig modify -R リポジトリ名 -f リポジトリ環境定義ファイル
リポジトリを起動します。
以下の[リポジトリ:状態]画面でスレーブ運用を行うリポジトリをクリックしてください。
Interstage管理コンソール(スタンドアロン)の場合
[システム] > [サービス] > [リポジトリ]
Interstage管理コンソール(管理サーバ)の場合
[一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [セキュリティ] > [リポジトリ]
[詳細設定[表示]]をクリックし、[レプリケーション定義]の[運用形態の指定]に“スレーブで運用する”を選択します。
新たに表示される[スレーブ運用定義]にマスタサーバのマシンのホスト名を設定します。
[適用]ボタンをクリックします。
設定変更を行ったリポジトリのチェックボックスをチェックし、[起動]ボタンをクリックして、リポジトリを起動してください。