サンプルプログラムのコンパイルから実行までの手順について説明します。
“C:\Interstage\IREPSDK\sample\C”フォルダ配下のすべてのファイル/フォルダを作業フォルダにコピーします。
Microsoft(R) Visual Studio(R) 2005、Microsoft(R) Visual Studio(R) 2008、またはMicrosoft(R) Visual Studio(R) 2010で作業フォルダ配下の build\JA\build.sln ファイルを開きます。
注意
“build”フォルダで提供しているファイルはMicrosoft(R) Visual Studio(R) 2005向けのソリューションファイル、およびプロジェクトファイルです。Microsoft(R) Visual Studio(R) 2008、またはMicrosoft(R) Visual Studio(R) 2010を使用する場合は、ソリューション、またはプロジェクト起動時に各バージョンの形式に変換する旨の確認表示があります。画面の指示に従って形式を変換して使用してください。
コンパイルオプションを設定します。設定方法は、“コンパイル/リンクの際のオプション”を参照してください。
接続するリポジトリサーバの環境に合わせて、サンプルソースのパラメタ値を変更します。該当するパラメタについては、“パラメタ一覧”を参照してください。なお、パラメタの詳細は、“リファレンスマニュアル(API編)”の“C言語インタフェース”-“Interstage ディレクトリサービスインタフェース”にある各関数パラメタの説明を参照してください。
Microsoft(R) Visual Studio(R) 2005、Microsoft(R) Visual Studio(R) 2008、またはMicrosoft(R) Visual Studio(R) 2010でコンパイルするサンプルに対応するプロジェクトをビルドします。ビルドが完了すると、“build\JA”フォルダ配下に、“Release”(x64版の場合は“x64\Release”)フォルダ、またはプロジェクトファイル名と同名のフォルダが作成され、実行ファイルが格納されます。
※ “構成マネージャ”で“アクティブ ソリューション プラットフォーム”に“Win32”(x64版の場合は“x64”)を指定してください。
Microsoft(R) Visual Studio(R) 2005、Microsoft(R) Visual Studio(R) 2008、またはMicrosoft(R) Visual Studio(R) 2010の使用方法については、各製品に付属のヘルプなどを参考にしてください。
“/opt/FJSVirepc/sample/C”配下のすべてのファイルを作業ディレクトリにコピーします。
作業ディレクトリに“書き込み”の権限の設定と、ディレクトリの所有者の変更をします。
例
chmod -R +w example
chown -R owner:group example
接続するリポジトリサーバの環境に合わせて、サンプルソースのパラメタ値を変更します。該当するパラメタについては、“パラメタ一覧”を参照してください。なお、パラメタの詳細は、“リファレンスマニュアル(API編)”の“C言語インタフェース”-“Interstage ディレクトリサービスインタフェース”にある各関数パラメタの説明を参照してください。
makeコマンドによりサンプルプログラムをコンパイルします。makeコマンドの実行の際に、「Makefile」ファイルが存在することを確認してください。“9.5.1 サンプルプログラムのファイル一覧”にある各LDAP操作のソースファイルに対応する実行ファイルが作成されます。
注意
Sun Studio 12 Update 1以降を使用してサンプルプログラムをコンパイルする場合は、Makefileを以下のように修正してください。
ccコマンドのパスを修正します。
直接指定する場合(コンパイラのインストール先:「/opt/sunstudio12.1」の場合)の修正例
CC = /opt/sunstudio12.1/bin/cc
環境変数PATHに指定する場合の修正例
CC = cc
「CCOPTIONS」を修正します。
修正例
CCOPTIONS = -m64