■ライブラリ
SDKのライブラリ(F3FMirepldap2.dll)が格納されたパスは、PATH変数に定義されます。
■コンパイル/リンクの際のオプション
LDAP SDK(C API)を使用するプログラムのコンパイル、およびリンクは以下の製品を利用します。
Microsoft(R) Visual Studio(R) 2005
Microsoft(R) Visual Studio(R) 2008
Microsoft(R) Visual Studio(R) 2010
LDAPのクライアントAPI関数を使用する場合には、コンパイルやリンクの際に以下のオプションを指定する必要があります。
インクルードディレクトリの設定
[ソリューションエクスプローラ(注1)]でプロジェクトを選択します。
[表示] > [プロパティページ]でプロパティページを開きます。
[構成プロパティ] - [C/C++] - [全般] で“追加のインクルード ディレクトリ”で、idldap.hがインストールされているフォルダ(“C:\Interstage\IREPSDK\include”)を設定してください。
プリコンパイル済みヘッダーの設定
[ソリューションエクスプローラ(注1)]でプロジェクトを選択します。
[表示] > [プロパティページ]でプロパティページを開きます。
[構成プロパティ] - [C/C++] - [プリコンパイル済みヘッダー]の“プリコンパイル済みヘッダーの作成/使用(注2)”を“プリコンパイル済みヘッダーを使用しない”に設定してください。
ランタイムライブラリの設定
[ソリューションエクスプローラ(注1)]でプロジェクトを選択します。
[表示] > [プロパティページ]でプロパティページを開きます。
[構成プロパティ] - [C/C++] - [コード生成]の“ランタイム ライブラリ”を“マルチスレッド DLL (/MD)”に設定してください。
(注1) Microsoft(R) Visual Studio(R) 2010では、[ソリューションエクスプローラー]です。
(注2) Microsoft(R) Visual Studio(R) 2010では、“プリコンパイル済みヘッダー”です。
LDAP-APIライブラリの指定
[ソリューションエクスプローラ(注1)]でプロジェクトを選択します。
[表示] > [プロパティページ]でプロパティページを開きます。
[構成プロパティ] - [リンカ(注2)] - [入力]で“追加の依存ファイル”に“F3FMirepldap2.lib”を追加してください。
ライブラリディレクトリの設定
[ソリューションエクスプローラ(注1)]でプロジェクトを選択します。
[表示] > [プロパティページ]でプロパティページを開きます。
[構成プロパティ] - [リンカ(注2)] - [全般]で“追加のライブラリ ディレクトリ”に、LDAP-APIライブラリがインストールされているフォルダ“C:\Interstage\IREPSDK\lib”を指定してください。
[構成プロパティ] - [リンカ(注2)] - [全般]の“インクリメンタル リンクを有効にする”が“インクリメンタル リンクを行わない(INCREMENTAL:NO)”が指定されている場合は、“インクリメンタル リンクを行う(/INCREMENTAL)”に変更してください。
(注1) Microsoft(R) Visual Studio(R) 2010では、[ソリューションエクスプローラー]です。
(注2) Microsoft(R) Visual Studio(R) 2010では、[リンカー]です。
Solaris/Linuxシステムでのコンパイル・リンク方法について説明します。
■ライブラリ
SDKのライブラリ(libirepldap2.so)は、“/opt/FJSVirepc/lib”に格納されています。
■コンパイル/リンクの際のオプション
LDAPのクライアントAPI関数を使用する場合には、コンパイルやリンクの際に以下のオプションを指定する必要があります。
インクルードファイルは、以下のディレクトリにあります。
/opt/FJSVirepc/include
ライブラリはマルチスレッド用を提供しています。以下を指定してください。
“-mt”
“-fPIC -D_REENTRANT”
■アプリケーション実行時
SDKのライブラリ(libirepldap2.so)へのパスを解決してください。