本書の目的
本書は、Interstage ディレクトリサービスの運用を行うために必要な環境設定、運用手順について説明しています。
前提知識
本書を読む場合、以下の知識が必要です。
使用するOSに関する基本的な知識
インターネットに関する基本的な知識
SSLに関する基本的な知識
LDAP、X.500に関する基本的な知識
C言語に関する基本的な知識
Java言語に関する基本的な知識
JNDIを使用したJavaアプリケーション開発に関する知識
リレーショナルデータベースに関する基本的な知識
Symfoware/RDBに関する基本的な知識
Linkexpressに関する基本的な知識
Linkexpress Replication optionに関する基本的な知識
Oracle Databaseに関する基本的な知識
本書の構成
本書は、以下の構成なっています。
第1章 概要
Interstage ディレクトリサービスのシステム構成、ディレクトリサービスの基礎、および機能概要などの概念について説明します。
第2章 環境構築
Interstage ディレクトリサービスの環境構築について説明します。
第3章 データベースの構築
リポジトリのデータベースとしてRDBを使用する場合の、データベースの環境構築について説明します。
第4章 SSL通信環境の構築
Interstage ディレクトリサービスでSSL通信を使用する場合の、SSL通信環境の構築について説明します。
第5章 リポジトリの作成
Interstage ディレクトリサービスのリポジトリの作成から、データの作成・登録までについて説明します。
第6章 負荷分散環境の作成
Interstage ディレクトリサービスの負荷分散環境の1つである、データベース共用形態での環境構築手順について説明します。
第7章 エントリの管理
Interstage ディレクトリサービスのエントリの管理について説明します。
第8章 アプリケーションの作成(JNDI)
Interstage ディレクトリサービスのアプリケーション作成(JNDI)について説明します。
第9章 アプリケーションの作成(C API)
Interstage ディレクトリサービスのアプリケーション作成(C API)について説明します。
第10章 リポジトリの運用・保守
Interstage ディレクトリサービスのリポジトリの運用・保守について説明します。
付録A オブジェクトクラス一覧
Interstage ディレクトリサービスが扱うオブジェクトクラスについて説明します。
付録B 属性一覧
Interstage ディレクトリサービスが扱う属性について説明します。
付録C 負荷分散環境(レプリケーション形態)の作成
Interstage ディレクトリサービスの負荷分散環境の1つである、レプリケーション形態での環境構築手順について説明します。
付録D Symfoware/RDBの資源の見積もり
Symfoware/RDBで使用する各種資源で、Interstage ディレクトリサービスの運用に必要な資源の見積もりについて説明します。
付録E Oracle Databaseの資源の見積もり
Oracle Databaseで使用する各種資源で、Interstage ディレクトリサービスの運用に必要な資源の見積もりについて説明します。
製品の表記について
本マニュアルでの以下の表記については、それぞれの基本ソフトウェアに対応した製品を示しています。
表記 | 説明 |
---|---|
RHEL5(x86) | Red Hat Enterprise Linux 5 (for x86)を前提基本ソフトウェアとした本製品 |
RHEL5(Intel64) | Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64)を前提基本ソフトウェアとした本製品 |
RHEL6(x86) | Red Hat Enterprise Linux 6 (for x86)を前提基本ソフトウェアとした本製品 |
RHEL6(Intel64) | Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64)を前提基本ソフトウェアとした本製品 |
輸出許可
本ドキュメントを非居住者に提供する場合には、経済産業大臣の許可が必要となる場合がありますので、ご注意ください。
著作権
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2014年2月 第3版 |