定義項目
項目名 | 省略値 | 範囲 | 説明 | 再起動要否 (※) |
---|---|---|---|---|
IIOPサービスの定義 | ||||
IIOPクライアント認証 | false |
| trueを指定すると認証情報がない要求を受け付けず、クライアントに送信するIORにauthentication-requiredフラグを設定します。 | ○ |
IIOPサービスのORB定義 | ||||
スレッドプールID |
| 文字列 | デフォルトスレッドプールのスレッドプールIDを指定します。 | ○ |
最大メッセージ分割サイズ | 1024 | 128~2147483647 | IIOPメッセージの最大フラグメントサイズを設定します。(注1) | ○ |
総接続数 | 1024 | 0~2147483647 | IIOP通信の最大同時接続数を指定します。 | ○ |
ORBの追加プロパティ |
| プロパティ名
プロパティ値
| IIOPアクセスログの出力設定を指定します。 | ○ |
IIOPリスナーの定義 | ||||
IIOPリスナー名 |
|
| リスナーを特定する名前を指定します。 | |
ネットワークアドレス |
| 文字列 | サーバで有効なホスト名、IPアドレスまたは「0.0.0.0」を指定します。 「0.0.0.0」を指定した場合、サーバアプリケーションとのIIOP通信時に、サーバホストのIPアドレスが使用されます。 | ○ |
リスナーポート |
| 1~65535 | リスナーが待機するポート番号を入力します。
注意 IJServerクラスタ配下のサーバーインスタンスのポート番号はシステムプロパティとして定義されています。 | ○ |
リスナー | true |
| リスナーを有効にするか指定します。 | ○ |
※:IJServerクラスタの再起動が必要かどうかを示しています。
○:再起動必要、×:再起動不要
1024byteより小さい値は設定しないでください。最大メッセージ分割サイズを1024byteより小さくした場合、サーバ側で必要なスレッド数が見積もり数を超過してしまう可能性があります。
また、設定可能な値は、Interstage Java EE管理コンソールとasadminコマンドで異なります。
Interstage Java EE管理コンソールの場合
1024/2048/4096/8192/16384/32768から選択できます。
asadminコマンドの場合
128~2147483647の範囲で任意に指定できます。
関連情報
詳細な説明や関連記事については、以下を参照してください。
内容 | 参照先 |
---|---|
機能説明 | |
チューニング方法 | 「チューニングガイド」-「Java EE機能のチューニング」-「ORBのチューニング」 |
コマンド | asadminコマンドの以下のサブコマンド |
asadminコマンドでの定義項目名 | configs.config.iiop-serviceの定義項目 |