本製品とSymfowareが連携して出力される情報(以降、アクセス情報)は以下です。
採取される情報 | Symfowareの監査ログとの対応 | 最大長 |
---|---|---|
スレッドID | CLIENT_INF | 64 |
スレッド名 | ||
サーバーインスタンス名 | MODULE_INF | 64 |
クライアントアプリケーションの場合、文字列「_CLIENT」をサーバーインスタンス名として出力します。
CLINET_INF
CLINET_INFには以下の書式で情報が設定されます。斜体文字の部分は可変情報です。
ThreadID=スレッドID,ThreadName=スレッド名 |
スレッドID:アクセスのスレッドID
スレッド名:アクセスのスレッド名
ThreadID=3548,ThreadName=httpWorkerThread-28080-4 |
注意
長さが64を超えた場合、64以降のデータを切り捨てます。
MODULE_INF
サーバーインスタンス名 |
Instance001 |
下記のデータベース操作が表AUDITに記録されます。
操作 | カラム | |||
---|---|---|---|---|
ACCESS_TYPE | AUDIT_TEXT | CLIENT_INF | MODULE_INF | |
物理コネクションの取得 | N:アプリケーションのCONNECT文の実行 | - | - | - |
接続検証のためのSQL文の実行 | - | 接続検証用のSQL | 利用者のスレッド情報 | 利用者のサーバーインスタンス名 |
アプリケーションがSQL文の実行 | - | アプリケーションの 実行したSQL | 利用者のスレッド情報 | 利用者のサーバーインスタンス名 |
物理コネクションのクローズ | D:アプリケーションのDISCONNECT文の実行 | - | 当該物理コネクションの最終利用者のスレッド情報 | 当該物理コネクションの最終利用者のサーバーインスタンス名 |
表AUDITについてはSymfowareのマニュアル「Symfoware Server RDB運用ガイド」の「監査ログ表の詳細」を参照してください。
注意
当該機能を使用するには、監査ログデータベースを設定しなければなりません。
詳細の設定情報は、Symfowareマニュアルの「監査ログデータベースのセットアップ」を参照してください。
Symfowareの監査ログ機能は、アクセス時間や、アクセスIP、実行した操作などを自動的に記録します。
詳細は、Symfowareマニュアルにおける監査ログ機能の関連内容を参照してください。
監査証跡機能がSymfowareより提供される2つのストアドプロシージャを実行することも記録されます。このときスレッド情報には古い情報が出力される場合があるので、この情報は無視してください。