サーバー環境でオブジェクトリファレンスのキャッシュ機能を使用する場合、JNDIサービスのネーミングサービス連携設定において、"オブジェクトリファレンスキャッシュ"を有効にしてください。
クライアント環境でオブジェクトリファレンスのキャッシュ機能を使用する場合、以下のcom.fujitsu.appserv.jndi.remote.object.cacheプロパティを指定します。
プロパティ名 | 値 | 説明 |
---|---|---|
com.fujitsu.appserv.jndi.remote.object.cache |
大文字小文字を区別しません。trueとfalse以外の文字が指定された場合にはfalseが指定されたと見なします。 | 一度接続先からlookupしたオブジェクトをクライアントプロセスにキャッシュするかを指定します。trueを指定するとキャッシュして再利用します。falseを指定するとキャッシュせず、参照されるたびにリモートサーバからオブジェクトを参照します。 |
Interstage ACC deployment descriptor(sun-acc.xml)にproperty要素を定義してプロパティを指定してください。
例
<client-container>
<target-server name="server1" address="host1" port="23700"/>
<property name="com.fujitsu.appserv.jndi.remote.object.cache" value="true"/>
</client-container>
システムプロパティにcom.fujitsu.appserv.jndi.remote.object.cacheを指定してください。
例
-Dcom.fujitsu.appserv.jndi.remote.object.cache=true