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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Java EE運用ガイド
FUJITSU Software

4.6.13 アプリケーションの再配備

配備済みアプリケーションを配備モジュール単位に更新します。
Interstage Java EE管理コンソール、およびasadminコマンドのdeployサブコマンドを使用して、配備済みアプリケーションの下記設定を引き継いだままアプリケーションを更新します。

※deployサブコマンドから再配備を実行した場合、context-rootは引き継がれません。

またアプリケーションの再配備を行うと、配備されたアプリケーションの活性状態は必ず"true"となります。


asadmin deploy --force=true --target IJServer001 --name Sample sample.ear


複数ターゲットに展開しているアプリケーションを、deployサブコマンドで再配備する場合はターゲットにdomainを指定してください。

※domain以外を指定するとエラーとなります。


asadmin deploy --force=true --target domain --name Sample sample.ear


また、Interstage Java EE管理コンソールからの再配備時は、配備時に指定可能な設定のうち、下記の設定だけ指定可能です。

Interstage Java EE管理コンソールからの再配備で上記以外の設定を変更する場合は、配備解除してから再度配備してください。


IJServerクラスタを停止することなく、モジュールの再配備を行うことが可能ですが、業務運用中にアプリケーション入れ替えが行われると、クラスファイルの不整合などが発生する可能性があります。
IJServerクラスタを停止するか、夜間など業務アプリケーションに対するリクエストがない時に実施してください。
なお、配備モジュールに問題がある場合は、メッセージが出力されて、処理が中断されます。


Interstage Java EE管理コンソール、またはasadminコマンドを使用します。
詳細は、Interstage Java EE管理コンソールのヘルプ、または「リファレンスマニュアル(コマンド編)」-「asadmin」を参照してください。

注意

注意事項については、「使用上の注意」-「配備時の注意事項」を参照してください。