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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Java EE運用ガイド
FUJITSU Software

4.6.12 アプリケーションの活性変更

ターゲットへ展開中のアプリケーションの活性状態を無効に設定することで、ターゲット上のアプリケーションを非活性状態とし、リクエストの受付を停止できます。

ターゲットへ展開中のアプリケーションの活性状態は、以下二つの状態で決定されます。

上記二つの状態とアプリケーションの活性状態の関係は、以下の表を参照してください。

配備されたアプリケーションの活性状態

アプリケーションとターゲットの関連付けの状態

アプリケーションの活性状態

true

true

有効

true

false

無効

false

true

無効

false

false

無効

注意

  • 配備されたアプリケーションの活性状態を"false"にすることで、全ての展開先ターゲットのアプリケーションの活性状態を無効にすることができます。

  • 配備されたアプリケーションの活性状態は、サービスの再起動前後では状態を引継ぎますが、アプリケーションの再配備後は必ず"true"となります。

  • アプリケーションとターゲットの関連付けの状態は、サービスの再起動やアプリケーションの再配備の前後で状態を引き継ぎます。


アプリケーションの活性状態の変更

アプリケーションの活性状態は、Interstage Java EE管理コンソール、またはasadminコマンドのenable/disableサブコマンドで変更可能です。コマンドで実行の場合は、ターゲットにIJServerクラスタを指定してください。

asadmin enable --target IJServer001 Sample


複数IJServerクラスタに展開されたアプリケーションの活性状態の変更

複数IJServerクラスタに展開されたアプリケーションの活性状態を変更するには、ターゲットにdomainを指定して実行してください。

asadmin enable --target domain Sample


詳細は、Interstage Java EE管理コンソールのヘルプ、または「リファレンスマニュアル(コマンド編)」-「asadmin」を参照してください。