Interstageの起動方法には、以下の方法があります。
マシンブート時に自動的にInterstageを起動する方法(Interstageの自動起動)
isstartコマンド/Interstage管理コンソールによる起動方法
ここでは、マシンブート時に自動的にInterstageを起動する場合の設定について説明します。
ポイント
Interstageインストール直後は、マシンブート時に自動的にInterstageを起動するように設定されています。
Interstageを自動起動する場合の設定方法
Interstageをインストールして初期化すると、Windows(R)に対してサービスが登録されます。
マシンブート時に自動的にInterstageを起動する場合は、Windows(R)のサービスにおいて以下の手順で設定します。
コントロールパネルの「サービス」を開きます。
Interstage統合コマンドの操作対象であるWindows(R)のサービスの「サービス」に対して、「スタートアップの種類」を以下のように設定します。
Windows(R)のサービス名 | 設定内容 | 説明 |
---|---|---|
INTERSTAGE | 自動 | Interstageシステム用のサービス |
Interstage Java EE Node Agent | 手動 | Interstage Java EE Node Agentサービス |
| 手動 | Webサーバ用のサービス(注) |
| 手動 | 上記以外のWebサーバ用のサービス(注) |
注)Webサーバをインストールすると、登録されます。
注意
Interstage統合コマンドの操作対象外のサービスについては、そのサービスの自動起動方法に従って設定してください。
クラスタシステムでInterstageを運用する場合、Interstageの自動起動は使用しないでください。クラスタシステムの起動方法で起動してください。
マシンブート時にInterstageを自動起動しない場合は、Interstage統合コマンド/Interstage管理コンソールで起動してください。
マシン停止時は、事前にInterstage統合コマンド/Interstage管理コンソールでInterstageを停止してください。
Interstageを自動起動しない場合の設定方法
マシンブート時にInterstageを自動起動しない場合、Windows(R)のサービスにおいて以下の手順で設定します。
コントロールパネルの「サービス」を開きます。
Interstage統合コマンドの操作対象であるWindows(R)のサービスの「サービス」に対して、「スタートアップの種類」を以下のように設定します。
Windows(R)のサービス名 | 設定内容 | 説明 |
---|---|---|
INTERSTAGE | 手動 | Interstageシステム用のサービス |
Interstage Java EE Node Agent | 自動 | Interstage Java EE Node Agentサービス |
| 自動 | Webサーバ用のサービス(注) |
| 自動 | 上記以外のWebサーバ用のサービス(注) |
注)Webサーバをインストールすると、登録されます。
RCプロシジャからInterstageを起動する場合の設定方法
Interstageをインストールすると、RCプロシジャに起動シェルスクリプト「S99startis」が登録されます。
マシンブート時は、RCプロシジャからInterstageを起動します。
起動シェルスクリプト「S99startis」は、以下のディレクトリ配下に格納されます。
/etc/rc2.d
/etc/rc2.d /etc/rc3.d /etc/rc4.d /etc/rc5.d
RCプロシジャからInterstageを起動しない場合の設定方法
RCプロシジャの起動シェルスクリプト「S99startis」の登録解除を行います。
以下のディレクトリ配下に格納されている起動シェルスクリプト「S99startis」をバックアップ資源格納用ディレクトリに退避してください。
/etc/rc2.d
/etc/rc2.d /etc/rc3.d /etc/rc4.d /etc/rc5.d
RCプロシジャからInterstageを停止する場合の設定方法
Interstageをインストールすると、RCプロシジャに停止シェルスクリプト「K00stopis」が登録されます。
マシンのシャットダウン時は、RCプロシジャからInterstageを停止します。
停止シェルスクリプト「K00stopis」は、以下のディレクトリ配下に格納されます。
/etc/rc0.d
/etc/rc.d/rc0.d /etc/rc.d/rc1.d /etc/rc.d/rc6.d
RCプロシジャからInterstageを停止しない場合の設定方法
RCプロシジャの停止シェルスクリプト「K00stopis」の登録解除を行います。
以下のディレクトリ配下に格納されている停止シェルスクリプト「K00stopis」をバックアップ資源格納用ディレクトリに退避してください。
/etc/rc0.d
/etc/rc.d/rc0.d /etc/rc.d/rc1.d /etc/rc.d/rc6.d