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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express チューニングガイド
FUJITSU Software

3.1.11 Interstage統合コマンドのシステム資源の設定

以下のどれかを利用する場合は、各機能で追加したシステム資源に加えて、Interstage統合コマンドで使用するシステム資源を拡張する必要があります。
ここでは、システムパラメタについて説明します。

システムパラメタ

Interstage統合コマンドで使用する共用メモリ、セマフォ、メッセージキューのシステムパラメタのチューニングについて説明します。
システムパラメタの変更方法や、各パラメタの意味については、“■システムパラメタについて”を参照してください。


共用メモリ

パラメタ

資源制御

種類

必要数

project.max-shm-memory

加算値

2015552 以上

shmmax

設定値

1106440 以上

shmmni

project.max-shm-ids

加算値

22 ()

Enterprise Edition)

マルチシステム機能を使用する場合は、拡張システム数を積算した値を加算してください。


共用メモリ

パラメタ

種類

必要数

kernel.shmmax

設定値


12503496 以上


13208308 以上

kernel.shmmni

加算値

19


セマフォ

パラメタ

資源制御

種類

必要数

semmni

project.max-sem-ids

加算値

2 ()

semmsl

process.max-sem-nsems

設定値

12 以上 ()

semopm

process.max-sem-ops

設定値

3 以上

Enterprise Edition)

マルチシステム機能を使用する場合は、拡張システム数を積算した値を加算してください。


セマフォ

パラメタ

種類

必要数

para1

設定値

12 以上

para2

加算値

2

para3

設定値

3 以上

para4

加算値

2


メッセージキュー

パラメタ

資源制御

種類

必要数

msgmnb

process.max-msg-qbytes

設定値

4572 + (528 × 同時実行コマンド数) (1)

msgmni

project.max-msg-ids

加算値

12 (2)

msgtql

process.max-msg-messages

設定値

15 + 同時実行コマンド数 以上(1)(2)

1)

同時実行コマンド数とは、Interstage統合コマンドを同時に実行した数のことです。


Systemwalker Operation Manager/Interstage運用APIを使用して、以下の操作を行う場合は、同時に操作する回数が同時実行コマンド数となります。

  • ワークユニットの起動/停止

  • Enterprise Editionオブジェクト閉塞/閉塞解除

Enterprise Edition2)

マルチシステム機能を使用する場合は、拡張システム数を積算した値を加算してください。


メッセージキュー

パラメタ

種類

必要数

kernel.msgmax

設定値

528 以上

kernel.msgmnb

設定値

4572 + (528 × 同時実行コマンド数) ()

kernel.msgmni

加算値

12

)

同時実行コマンド数とは、Interstage統合コマンドを同時に実行した数のことです。


Systemwalker Operation Manager/Interstage運用APIを使用して、以下の操作を行う場合は、同時に操作する回数が同時実行コマンド数となります。

  • ワークユニットの起動/停止

  • Enterprise Editionオブジェクト閉塞/閉塞解除


Systemwalker Operation Managerを使用して、ワークユニットの起動/停止を行う場合は、同時に操作する回数が同時実行コマンド数となります。