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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express チューニングガイド
FUJITSU Software

2.3 定義ファイルの設定値

各定義ファイルには、Interstageシステム定義のSystem Scaleステートメントに設定されているシステム規模に応じた値が設定されます。

システム規模には、以下の4種類があり、isgendefコマンドでInterstageシステム定義を生成する際に指定します。isgendefコマンドの詳細については、「リファレンスマニュアル(コマンド編)」の「isgendef」を参照してください。

なお、インストール直後のセットアップ環境では、以下のシステム規模が設定されています。

各定義ファイルに設定される値を以下に示します。

■システム規模ごとの設定値

定義名

ステートメント

(System Scaleごとの)

small

moderate

large

super

Interstage動作環境定義

Corba Host Name

ありません。

Corba Port Number

ありません。

IR path for DB file


TD_HOME\var\IRDB (注1)

TD_HOME/var/IRDB (2)

IR USE

ありません。 (3)

IR Host Name

ありません。
(3)

IR Port Number

8002

NS USE

ありません。 (3)

NS Host Name

ありません。
(3)

NS Port Number

8002

NS JP

no

NS Locale


SJIS

EUC


LBO USE

no

Enterprise EditionTD path for system


TD_HOME\var (注1)

/var/opt/FJSVisas/system/default/FSUNextp

/var/opt/FJSVisas/system/default/FJSVextp


OTS Multiple degree

5


OTS Recovery

2


OTS path for system log

ありません。 (4)


OTS maximum Transaction


5


50


10


100


50


500


100


1000


OTS Setup mode

sys


OTS JTS's RMP Multiple degree of Process

5


OTS JTS's RMP Multiple degree of Thread

16


OTS Participate

4


OTS Host

ありません。


OTS Port

ありません。


OTS Locale

ありません。

Event Service

no

Event maximum Process

2

Event maximum Connection


5


50


10


100


50


500


100


1000

Event Locale


SJIS

EUC

Event Auto Disconnect

no

Event SSL

no

SSL USE

no

SSL Port Number

4433

IS Monitor Mode

mode2

Enterprise EditionFJapache

no

CORBAサービスの動作環境ファイル (5)

max_IIOP_resp_con


33


80


40


135


100


575


175 (6)


1024

max_IIOP_resp_requests


772


1920


896


2944


1920


10112


3968


20352

max_processes


29


31


31


36


51


76


76


126

max_exec_instance

448

448


448


1046


448


2046

コンポーネントトランザクションサービスの環境定義

[SYSTEM ENVIRONMENT]
System Scale

small

moderate

large

super

データベース連携サービスの環境定義

ありません。

ありません。

注1)

TD_HOME:Interstageのインストールフォルダ\td

2)

TD_HOME:コンポーネントトランザクションサービスのインストールディレクトリ

3)

運用形態が「TYPE3」の場合は、必ず指定してください。

4)

運用形態が「TYPE2」の場合は、必ず指定してください。

5)

CORBAサービスの動作環境ファイル内の値に表中の値がisregistdefコマンド実行時に加算されます。また、isregistdefコマンドの投入が初回でない場合は、前回のコマンド投入時に加算した値を、現在設定されている値から減算し、新たに指定したSystem Scaleの値が加算されます。詳細については、“■CORBAサービスの動作環境ファイルの設定について”を参照してください。

6)

1024以上の値は、設定できません。

CORBAサービスの動作環境ファイルの設定について

CORBAサービスの動作環境定義ファイルの定義値は、isregistdefコマンドによるセットアップの実行時に、以下のように設定されます。

以下に定義値max_IIOP_resp_conに対する設定例を示します。

なお、isregistdefコマンドを使用せずに、CORBAサービスの動作環境定義ファイルの値を変更した場合、それ以降に本セットアップを行っても、その変更時の差分の値は有効です。

注意

システムスケールを小さくする場合には、CORBAサービスの動作環境ファイルの定義値が減算されます。CORBAサービスの動作環境ファイルの定義値が、必要量を下回らないように注意してください(セットアップ後、CORBAサービスの動作環境定義ファイルの値を小さくカストマイズしなおしている場合に注意が必要です)。