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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express 移行ガイド
FUJITSU Software

6.5.6 INTERSTAGE Application Server V3.xからの移行

INTERSTAGE Application Server V3.x(INTERSTAGE V3.x)のバックアップコマンドを使用してイベントサービス資源を移行するための操作について説明します。


使用するコマンド

機能

コマンド

イベントサービス資源のバックアップ

C:\INTERSTAGE\ESWIN\bin\esbackup.exe

イベントサービス資源のリストア

C:\Interstage\bin\esrestoresys.exe


機能

コマンド

イベントサービス資源のバックアップ

/opt/FJSVes/bin/esbackup

イベントサービス資源のリストア

/opt/FJSVes/bin/esrestoresys


INTERSTAGE V3.x環境のバックアップ方法

バックアップ先パスがX:\V3Backupの場合の操作例を以下に示します。

  1. esstopコマンドを使用して、イベントサービスを停止します。

    esstop -o off
  2. バックアップ用ディレクトリを作成します。

    mkdir  X:\V3Backup
  3. esbackupコマンドを実行して、イベントサービス資源ファイルをバックアップします。

    esbackup -d X:\V3Backup

INTERSTAGE V3.x環境のバックアップ方法

バックアップ先パスがX:\V3Backupの場合の操作例を以下に示します。

  1. esstopコマンドを使用して、イベントサービスを停止します。

    esstop -o off
  2. バックアップ用ディレクトリを作成します。

    mkdir  /V3Backup
  3. esbackupコマンドを実行して、イベントサービス資源ファイルをバックアップします。

    esbackup -d /V3Backup

本バージョン・レベル環境へのリストア方法

バックアップ先パスがX:\V3Backupの場合の操作例を以下に示します。

  1. esstopコマンドを使用して、イベントサービスを停止します。

    esstop -o off
  2. esrestoresysコマンドを実行して、イベントサービス資源ファイルをリストアします。

    • Interstage Application Server Enterprise Edition V3.0でバックアップした場合

      esrestoresys -d X:\V3Backup -v3
    • Interstage Application Server Standard Edition V3.0でバックアップした場合

      esrestoresys -d X:\V3Backup -v3 -e

本バージョン・レベル環境へのリストア方法

バックアップ先パスが/V3Backupの場合の操作例を以下に示します。

  1. esstopコマンドを使用して、イベントサービスを停止します。

    esstop -o off
  2. esrestoresysコマンドを実行して、イベントサービス資源ファイルをリストアします。

    • Interstage Application Server Enterprise Edition V3.0でバックアップした場合

      esrestoresys -d /V3Backup -v3
    • Interstage Application Server Standard Edition V3.0でバックアップした場合

      esrestoresys -d /V3Backup -v3 -e