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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.3 運用ガイド
ETERNUS

F.12.2 環境設定

ホスト情報設定ファイルおよびゲスト情報設定ファイルの自動設定を有効にする手順を示します。

作業は、RORのマネージャーが存在するサーバで実施します。

注意

本作業中は、RORの操作を実施しないでください。

  1. 事前に以下のディレクトリをバックアップします。

    • /etc/opt/FJSVrcvmr/event_handler

  2. 次のファイルをRORのディレクトリにコピーします。

    • $BASEDIR_OPT/FJSVswstf/event_handler/set_acmconf

    • $BASEDIR_OPT/FJSVswstf/event_handler/00_lplatform_acm_hook.rb

    • $BASEDIR_OPT/FJSVswstf/event_handler/00_lserver_acm_hook.rb

    ※$BASEDIR_OPTは、パッケージのインストールディレクトリを表します。

    [実行例]

    # cd /opt/FJSVswstf/event_handler
    # cp -p ./set_acmconf /etc/opt/FJSVrcvmr/event_handler/
    # cp -p ./00_lplatform_acm_hook.rb /etc/opt/FJSVrcvmr/event_handler/
    # cp -p ./00_lserver_acm_hook.rb /etc/opt/FJSVrcvmr/event_handler/
  3. AdvancedCopy Managerエージェントのポート番号を設定します。

    • 各KVMホスト上のAdvancedCopy Managerエージェントのポート番号を、すべて同じ値に設定します。

    • 各KVMゲスト上のAdvancedCopy Managerエージェントのポート番号を、すべて同じ値に設定します。

  4. ROR連携情報設定ファイルを更新します。

    • $BASEDIR_OPT/FJSVswstf/etc/acminfo_for_ror.conf

    ※$BASEDIR_OPTは、パッケージのインストールディレクトリを表します。

    ROR連携情報設定ファイルの詳細は、「F.12.3 ROR連携情報設定ファイルについて」を参照してください。

参考

ホスト情報設定ファイルおよびゲスト情報設定ファイルの自動設定を無効にする場合は、手順2でコピーしたファイルを削除してください。