AdvancedCopy Managerでのリストアは、業務ボリュームがアンマウントされた状態で処理する必要があります。そのため、通常、前処理では、業務ボリューム名からそのボリュームのマウント状態を獲得し、次の処理を行います。
業務ボリュームの状態 | 前処理 |
---|---|
マウントされている | 業務ボリュームをアンマウントします。 |
アンマウントされている | 何も処理しません。 |
後処理は、前処理で行った処理によって何をするのかを判断します。
前処理 | 後処理 |
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業務ボリュームをアンマウントした。 | 業務ボリュームをマウントし直します。 |
何も処理しなかった。 | 何も処理しません。 |
この他にも、特殊な前後処理が必要な場合は、シェルスクリプトに処理を追加する必要があります。
スクリプトをカスタマイズする場合は、以下のエラーコード規約に従ってください。
エラーコード | 用途 |
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0~99 | 使用不可(AdvancedCopy Managerが予約) |
100~255 | 使用可能 |
注意
後処理に失敗した場合は、資源情報の整合性が不完全になっている可能性があるため、「10.2.3.1 swstsrsemtch(資源整合コマンド)」を実施してください。