名前
stgdbrcv - データベースの復旧
形式
/opt/swstorage/bin/stgdbrcv -m モード [-d バックアップディレクトリ]
機能説明
退避したデータベースの復旧を行います。
本コマンドは、運用管理サーバで実行する必要があります。
オプション
データベース領域に発生した障害内容に応じた、復旧モードを指定します。
障害内容と復旧モードの関係は、「表9.4 qdgメッセージと復旧モードの関係」を参照してください。
終了ステータス
=0 : 正常終了
>0 : 異常終了
使用例
# /opt/swstorage/bin/stgdbrcv -m 1 -d /storage/dmpdir ////////// AdvancedCopy Manager データベース復旧実行 ////////// ================================================================== DSIの復旧(FWモード)を開始します。 ================================================================== 復旧用作業ファイルの編集が完了しました。 DSIアクセス禁止が完了しました。 ......................... DSIデータの復旧が完了しました。 ================================================================== DSIの復旧(FWモード)が完了しました。 ================================================================== データベース復旧は正常終了しました。 #
注意事項
本コマンドはrootユーザーだけ実行可能です。
運用管理サーバ導入時に指定した(事前にSymfowareが導入されていた場合は、Symfoware導入時の)ロケールで実行してください。
データベース復旧コマンドが正常終了したあと、「9.1.1.3.1 データベースの退避方法」に従って、最新の退避データを取得してください。なお、その際の退避データ格納ディレクトリは、復旧コマンドで使用した退避データ格納ディレクトリとは異なるディレクトリを指定することを推奨します。
データベース復旧コマンドが正常終了したあと、「第2章 デーモンの起動と停止」を参照し、AdvancedCopy Managerのデーモンを再起動(一度停止してから起動)してください。