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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.3 運用ガイド
ETERNUS

4.2.7 設定情報の変更または資源整合コマンド(-xオプション指定)の実施方法

各種設定情報(管理対象サーバ(Storageサーバ)構成情報、デバイス情報、バックアップポリシー)の変更、または、資源整合コマンド(-xオプション指定)は以下の手順で実施してください。

  1. ロググループを移動元ノード(初期配置ノード)に移動します。

  2. 移動元管理対象サーバのバックアップ管理簿とリカバリ制御ファイルを、管理対象サーバ単位でバックアップします。

    [実行例]

    管理対象サーバ単位でバックアップ管理簿とリカバリ制御ファイルをバックアップする場合は、資源バックアップコマンドに退避先ディレクトリ名だけを指定します(-lgオプションは不要です)。

    # /opt/FJSVswsts/bin/swstresback /ACM-1/backdir
    swstresback completed
    #
  3. 最新のバックアップ管理簿、リカバリ制御ファイルをロググループ単位でリストアします。対象ロググループが複数存在する場合は、対象のすべてのロググループに対して、リストア処理を行ってください。

    [実行例]

    ロググループ単位でバックアップ管理簿とリカバリ制御ファイルをリストアする場合は、資源リストアコマンドに-lgオプションを指定します。

    # /opt/FJSVswsts/bin/swstresrst /acm-bk/LG1 -lg LG1/RDB1
    swstresrst completed
    # /opt/FJSVswsts/bin/swstresrst /acm-bk/LG2 -lg LG2/RDB1
    swstresrst completed
    #
  4. 手順3の処理がすべて正常に完了した場合、手順2で採取した退避データは、不要なため破棄してください。手順3の処理が不測の事態(作業中のシステムダウンなど)で失敗した場合は、手順2で採取した退避データをリストアしたあと、手順3を再実施してください。

    [実行例]

    管理対象サーバ単位でバックアップ管理簿とリカバリ制御ファイルをリストアする場合は、資源リストアコマンドに退避先ディレクトリ名だけを指定します(-lgオプションは不要です)。

    # /opt/FJSVswsts/bin/swstresrst /ACM-1/backdir
    swstresrst completed
    #
  5. 設定情報の変更、または、資源整合コマンド(-xオプション指定)を実施します。

  6. 4.2.4.9 バックアップ管理簿の配置(退避)」を再実施します。