ページの先頭行へ戻る
ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.3 運用ガイド
ETERNUS

1.3.2 レプリケーション機能とは

AdvancedCopy Managerのレプリケーション機能は、ETERNUS ディスクアレイのアドバンスト・コピー機能を使用してレプリケーションの運用管理を実現します。なお、本機能はETERNUS VX700 seriesに未対応です。ETERNUS VX700 seriesを利用する場合は、バックアップ機能を利用してください。

これにより、以下のレプリケーション運用が可能です。

高速レプリケーション運用

ETERNUS ディスクアレイのアドバンスト・コピー機能(OPC/EC機能)を使用して、ボリューム容量にかかわらず、高速にボリューム間レプリケーション(複製)を行います。そのため、レプリケーションのための業務停止時間を大幅に短縮できます。
アドバンスト・コピー機能の更新差分コピーを利用すると、より高速なレプリケーションが可能です。

バックアップ機能にある履歴管理がないため、一時バックアップに適しています。

整合性回復機能

システムダウンなどの障害によりAdvancedCopy Managerのレプリケーション管理情報に不整合が発生した場合、整合の取れる状態に復旧します。

参考

バックアップ運用との主な違い

  • バックアップ運用ではポリシー管理、履歴管理が可能ですが、レプリケーション運用にはありません。

  • レプリケーション運用では、2つのボリューム間でのレプリケーション(複製)が可能です。