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Systemwalker Service Catalog Manager 運用ガイド サービス提供部門編
FUJITSU Software

4.3 カスタム属性の定義

カスタム属性は、コスト管理や活動会計などの特定用途で必要なデータを保存するための手段です。例えば、特定のサービス利用部門の収益の多くを占めるプロフィットセンターを指定するとします。このようなデータには標準はないため、プロフィットセンターを格納するためにカスタム属性を定義することができます。カスタム属性の別の使用例として、サービス利用部門名が一意でない可能性がある場合に一意のサービス利用部門IDを保持する場所として使用します。外部の経理システムが、特定の請求データに関連するサービス利用部門を一意に特定するためにそのIDを使用することができます。

カスタム属性はサービス利用部門または購入済サービスに定義することができます。サービス利用部門または購入済サービスに対する属性値を、サービス提供部門が指定するのか、またはサービスの購入時にサービス利用部門が入力するのかを、サービス利用部門は設定することができます。

カスタム属性を定義するには、Systemwalker Service Catalog Manager管理ポータルの[アカウント]メニューの[カスタム属性の管理]メニューオプションを使用します。

個別のサービス利用部門にカスタム属性を指定するためには、Systemwalker Service Catalog Managerの管理ポータルの[サービス利用部門]メニューの[サービス利用部門の設定]メニューオプションを使用します。個別の購入済サービスにカスタム属性を指定するためには、同じメニュー配下の[カスタム属性の管理]メニューオプションを使用します。

カスタム属性はサービス仲介部門やサービス提供代行部門が再公開するサービスには提供されません。