組織のLDAPシステムへアクセスするには、プロパティファイルで以下のキーを定義する必要があります。
キー | 説明 |
---|---|
LDAP_URL | 必須項目です。LDAPサーバのプロバイダーURLを指定します。このLDAPサーバを使用してユーザー認証を行います。 例: LDAP_URL=ldap://myldapserver.lan.est.company.de:389 |
LDAP_BASE_DN | 必須項目です。ユーザーの検索を開始するLDAPディレクトリ内のツリーの位置を指定します。 例:LDAP_BASE_DN=ou=people,dc=est,dc=mycompany, dc=de |
LDAP_PRINCIPAL | 省略可能です。LDAPサーバへの問い合わせを許可するユーザーを指定します。 例:LDAP_PRINCIPAL=uid=admin,ou=system |
LDAP_CREDENTIALS | 省略可能です。LDAPサーバへの問い合わせを許可するユーザーのパスワードを指定します。 例:LDAP_CREDENTIALS=secret |
LDAP_ATTR_UID | 必須項目です。ユーザーIDを定義しているLDAP属性を指定します。プラットフォームのLDAP設定にシステム運用管理者が値を設定していない場合、組織を作成したときのデフォルト値はuidになります。 例:LDAP_ATTR_UID=uid |
LDAP_ATTR_EMAIL | 省略可能です。ユーザーのEmailアドレスを定義しているLDAP属性を指定します。 例:LDAP_ATTR_EMAIL=scalixEmailAddress |
LDAP_ATTR_FIRST_NAME | 省略可能です。ユーザー名を定義しているLDAP属性を指定します。 例:LDAP_ATTR_FIRST_NAME=givenName |
LDAP_ATTR_LAST_NAME | 省略可能です。ユーザーの姓を定義しているLDAP属性を指定します。 例:LDAP_ATTR_LAST_NAME=sn |
LDAP_ATTR_ADDITIONAL_NAME | 省略可能です。ユーザーのその他の名前を定義しているLDAP属性を指定します。 例:LDAP_ATTR_ADDITIONAL_NAME=sn |
LDAP_ATTR_LOCALE | 省略可能です。ユーザーのデフォルト言語を保存しているLDAP属性を指定します。 例:LDAP_ATTR_LOCALE=locale |
LDAP_CONTEXT_FACTORY | 必須項目です。LDAPサーバに問い合わせをするAPIを提供するコンテキストファクトリです。プラットフォームのLDAP設定にシステム運用管理者が値を設定していない場合、組織を作成したときのデフォルト値はcom.sun.jndi.ldap.LdapCtxFactoryになります。 例:LDAP_CONTEXT_FACTORY=com.sun.jndi.ldap.LdapCtxFactory |