利用可能なタイマーと、設定する項目名について説明します。
組織を登録した後に、有効期限内に管理者が一度もログインしていない組織を確認するタイマー。本タイマーによるチェック処理で、有効期限が切れた組織の情報および管理者のアカウントは削除されます。
このタイマーを有効にするには以下の項目について設定が必要です。
TIMER_INTERVAL_ORGANIZATION
TIMER_INTERVAL_ORGANIZATION_OFFSET
PERMITTED_PERIOD_UNCONFIRMED_ORGANIZATIONS
サービスのパラメーターで指定された、サービスを利用できる期間を確認するタイマー。本タイマーによるチェック動作で、利用できる期間を過ぎた購入済サービスは使用できなくなります。
このタイマーを有効にするには以下の項目について設定が必要です。
TIMER_INTERVAL_SUBSCRIPTION_EXPIRATION
TIMER_INTERVAL_SUBSCRIPTION_EXPIRATION_OFFSET
保留中のサービス購入を確認するタイマー。本タイマーのチェック動作で、タイムアウト時間を経過したサービス購入を依頼した組織の管理者およびサービス購入管理者にタイムアウトを知らせるメールが送信されます。
このタイマーを有効にするには以下の項目について設定が必要です。
TIMER_INTERVAL_TENANT_PROVISIONING_TIMEOUT
TIMER_INTERVAL_TENANT_PROVISIONING_TIMEOUT_OFFSET
サービスの利用料を計算する請求処理タイマーまたは売上配分計算処理タイマー。処理時間間隔は1日固定で変更できません。
このタイマーを有効にするには以下の項目について設定が必要です。
TIMER_INTERVAL_BILLING_OFFSET
利用者の請求データは一ヶ月の期間で計算されます(請求期間)。サービス提供者とサービス提供代行者は請求期間の開始日を指定することができます。
売上配分については常に月の末日に計算されます。
請求処理タイマーのオフセットは以下のように定義されます。
請求処理が実行された、または売上配分計算が実行された後の日数
当日の請求処理計算を実行するまでの待ち時間
例
サービス提供者が10日を請求期間の開始日として指定し、オフセットを4日4時間と指定します。
経過した利用者の請求データの計算は、14日04:00:00.00に行われます。
売上配分の計算は、4日04:00:00.00に行われます。
日々のチェックは請求期間に関係なく、毎日04:00:00.00に行われます。
サービス利用部門に付与された割引の終了日に達したかどうかを確認するためのタイマー。請求処理間隔は1日で、変更できません。
このタイマーを有効にするには以下の項目について設定が必要です。
TIMER_INTERVAL_DISCOUNT_END_NOTIFICATION_OFFSET
組織が別の組織を代理していることによって作成されたデータベースから、存在しないユーザーを削除するためのタイマー。
このタイマーを有効にするには以下の項目について設定が必要です。
TIMER_INTERVAL_INACTIVE_ON_BEHALF_USERS
TIMER_INTERVAL_INACTIVE_ON_BEHALF_USERS_OFFSET
タイマーの値はミリ秒で示されます。オフセットは常に1月1日の00:00を基準とします。
タイマーの詳細な説明については、構成設定を参照してください。