Systemwalker Service Catalog Managerは、Java EEで実装されています。Java EEをサポートするアプリケーションサーバ上で動作します。
アーキテクチャーの概要を以下の図に示します。
Systemwalker Service Catalog Managerは以下の3階層で構成されています。
プレゼンテーション層
JavaServer Facesをベースとした管理ポータルは、プレゼンテーション層としてアプリケーションサーバのWebコンテナに実装されます。ユーザーはWebブラウザで管理ポータルにアクセスします。さらに、Systemwalker Service Catalog Managerは、システム運用管理者が運用に必要なツールをアプリケーションサーバ上に配備できるコマンドラインツールを提供します。
ビジネスロジック層
ビジネスロジック層は、EJB(Enterprise JavaBeans)で実装されています。
Enterprise JavaBeansとパブリックWebサービスインターフェースはいずれもアプリケーションサーバのEJBコンテナで利用できます。アプリケーションおよび外部システムをSystemwalker Service Catalog Managerに統合するときは、主にパブリックWebサービスインターフェースを使用します。しかし、Systemwalker Service Catalog Managerの機能を利用するときは、Webサービスのクライアントを利用します。管理ポータルやパブリックWebサービスインターフェースに対する通信にはHTTPプロトコルを利用します。
データベース
本製品はJPA(Java Persistence API)を利用してリレーショナルデータベースにデータを保持します。
ユーザーへのイベントの(登録やサービス契約への割り当てなど)通知はメールで行います。そのためメールサーバにアクセスできる環境が必要です。