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Systemwalker Software Configuration Manager ソフトウェアパラメーター設定ガイド (ServerView Resource Orchestrator連携編)
FUJITSU Software

A.14.2 インストール後の操作

作成したL-Serverにおいてクローニングイメージの採取を行う前に、以下の手順でコマンドを実行する必要があります。

  1. サービス/デーモンの停止

    【Windows】

    <Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ>\MPWALKER.JM\bin\poperationmgr

    【Linux】

    /opt/systemwalker/bin/poperationmgr
  2. サービス/デーモンの起動抑止

Systemwalker Centric Managerと共存しないL-Serverで、Systemwalker Operation Managerのサービス/デーモンを起動抑止したい場合だけ実施してください。

【Window版】

<Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ>\MPWALKER.JM\mpcmtool\bin\swstop

【Linux】

/opt/FJSVftlo/bin/swstop

各コマンドの詳細については、『Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル』を参照してください。

注意

  • Systemwalker Centric Managerと共存しないL-Serverでは、swstopコマンドでSystemwalker Operation Managerのサービス/デーモンを起動抑止する場合、日変わり時刻のパラメーター「omgr.daychangetime」は指定しないでください。指定した場合、パラメーターの設定が中断され、一部のパラメーターが正常に設定されません。

  • Systemwalker Centric Managerと共存するL-Serverでは、Systemwalker Centric Managerのサービス/デーモンを起動抑止する必要があり、これによりSystemwalker Operation Managerのサービス/デーモンも起動抑止されます。Systemwalker Centric Managerと共存する環境で日変わり時刻のパラメーター「omgr.daychangetime」を指定したい場合は、ServerView Resource Orchestratorにイメージ情報を登録する際に、ソフトウェアを表示する順番がSystemwalker Centric Managerより後になるように登録してください。こうすることで、Systemwalker Centric Managerのパラメーター設定処理によりサービス/デーモンを起動抑止が解除されてから、Systemwalker Operation Managerのパラメーターが正常に設定されます。

    イメージ情報を登録の際、ソフトウェアを表示する順番は<order>タグで指定可能です。詳細は、『ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition リファレンスガイド(コマンド/XML編)』の「イメージ情報」の「ファイルの詳細説明」を参照してください。

  • Systemwalker Centric Managerと共存するL-Serverでは、Systemwalker Centric Managerのパラメーター設定処理によりサービス/デーモンを起動抑止が解除されます。そのため、swstopコマンドでSystemwalker Operation Managerのサービス/デーモンを起動抑止しても、配備完了時には起動抑止が解除されます。

  • 配備するシステムをSystemwalker Operation Managerのスケジュールサーバとして利用する場合、通常はシステムの配備後に動作環境の定義やスケジュールの定義を行ってください。クローニングイメージにあらかじめこれらの定義を行う必要がある場合は、以下の点を考慮してください。

    • システムの配備時に、自ホスト名とIPアドレスがジョブ定義変数に登録されます。ジョブ定義変数が使用できる定義では、以下のジョブ定義変数を利用して定義することができます。

      ジョブ定義変数名

      値の説明

      OMGR_MY_COMPUTERNAME

      コンピュータ名

      OMGR_MY_IPADDRESS

      IPアドレス

    • ジョブ定義変数が使用できない定義については、システムの配備後に、Systemwalker Operation Managerのマニュアルに従って、ホスト名やIPアドレスを変更してください。変更方法の詳細は『Systemwalker Operation Manager 導入手引書』を参照してください。

  • ジョブ定義変数「OMGR_MY_COMPUTERNAME」「OMGR_MY_IPADDRESS」は、システムの配備時に自動的に設定されますので、同名のジョブ定義変数は定義しないでください。同名のジョブ定義変数を定義した場合、その値はシステムの配備時に上書きされます。