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Systemwalker Software Configuration Manager ソフトウェアパラメーター設定ガイド (ServerView Resource Orchestrator連携編)
FUJITSU Software

3.1.2 システムパラメーターのチューニング【Linux】

システムパラメーターのチューニングを行う必要があります。

システムパラメーターのチューニング値

チューニングが必要なシステムパラメーターとその値については、以下のシステムパラメーターのチューニング値を参照してください。

パラメーターの種別による設定

パラメーターの「種別」により、以下のように設定してください。

詳細については、『Linuxのマニュアル』などを参照してください。

チューニング作業手順

以下の手順でチューニング作業を実施します。

  1. 以下のコマンドを使用して、現在システムに設定されている該当するパラメーターの設定値を確認します。

    # /sbin/sysctl -a

    # /sbin/sysctl -a
    ・・・
      (省略)
    ・・・
    kernel.sem = 250 32000 32 128
    ・・・
    kernel.msgmnb = 65536
    kernel.msgmni = 16
    ・・・
      (省略)
    ・・・
  2. システムパラメーターのチューニング値」を参照し、現在の設定値と比較を行い、パラメーターごとに最大、加算の種別を考慮して、適切な設定値を算出します。

  3. /etc/sysctl.confを編集します。以下の例のように編集します。

    kernel.sem = 250 32002 32 130
    kernel.msgmnb = 106496
    kernel.msgmni = 1040
  4. /etc/sysctl/confへ編集内容が反映されていることを、以下のコマンドで確認します。

    # /bin/cat /etc/sysctl.conf
  5. 4.の設定を有効にするために、次のどちらかの方法を実行します。

    • システムをリブートして設定を反映

      # /sbin/shutdown -r now
    • /sbin/sysctl -p を使用して設定を反映

      # /sbin/sysctl -p /etc/sysctl.conf (注)

      注) このコマンドを使用した場合は、リブートの必要がありません。

  6. 設定したシステムパラメーターが反映されていることを、以下のコマンドの出力で確認します。

    # /sbin/sysctl -a

    # /sbin/sysctl -a 
    ・・・
      (省略)
    kernel.sem = 250 32002 32 130
    ・・・
    kernel.msgmnb = 106496
    kernel.msgmni = 1040
    ・・・
      (省略)
    ・・・