本製品で使用する以下のディレクトリサービス上のユーザーのパスワード変更方法について説明します。
プロセス制御用のユーザー
スケジュール起動用のユーザー
LDAPの管理者
プロセス制御用のユーザーのパスワード変更方法について説明します。
なお、ServerView Resource Orchestratorと連携している場合は、プロセス制御用のユーザーのパスワードは変更できません。
変更手順を以下に示します。
Systemwalker Software Configuration Managerを停止します。Systemwalker Software Configuration Managerの停止方法は、「3.2 Systemwalker Software Configuration Managerの停止」を参照してください。
ディレクトリサービス上のユーザーのパスワードを変更します。ldappasswordmodifyコマンドを利用して、パスワードを変更します。
【Windows】
<OpenDSインストールフォルダー>\bat\ldappasswordmodify.bat -p 1473 -D "cn=Directory Manager" -w <LDAPの管理者DNのパスワード> -a "dn:cn=<プロセス制御用のユーザー>,ou=users,dc=fujitsu,dc=com" -n 新しいパスワード -c 現在のパスワード |
【Linux】
<OpenDSインストールディレクトリ>/bin/ldappasswordmodify -p 1473 -D "cn=Directory Manager" -w <LDAPの管理者DNのパスワード> -a "dn:cn=<プロセス制御用のユーザー>,ou=users,dc=fujitsu,dc=com" -n 新しいパスワード -c 現在のパスワード |
LDAPの管理者DNのパスワードの初期値は“admin”です。プロセス制御用のユーザーは、本製品のセットアップ時に設定した値を指定してください。例を以下に示します。
例）
【Windows】
"C:\Program Files (x86)\Fujitsu\ServerView Suite\opends\bat\ldappasswordmodify.bat" -p 1473 -D "cn=Directory Manager" -w admin -a "dn:cn=swrbaadmin,ou=users,dc=fujitsu,dc=com" -n systemwalker#2 -c systemwalker#1 |
【Linux】
/opt/fujitsu/ServerViewSuite/opends/bin/ldappasswordmodify -p 1473 -D "cn=Directory Manager" -w admin -a "dn:cn=swrbaadmin,ou=users,dc=fujitsu,dc=com" -n systemwalker#2 -c systemwalker#1 |
Systemwalker Software Configuration Managerに新しいパスワードを設定します。以下のコマンドを実行してください。新しいパスワードは、「手順2」で指定したパスワードと同じ値を指定してください。
【Windows】
[Systemwalker Software Configuration Managerインストールディレクトリ]\SWCFMGM\bin\swcfmg_environment -set -key job.process.controller.password -value 新しいパスワード |
【Linux】
/opt/FJSVcfmgm/bin/swcfmg_environment -set -key job.process.controller.password -value 新しいパスワード |
Systemwalker Runbook Automationに新しいパスワードを設定します。swrba_regist_passwordコマンドを実行します。「プロセス制御用のユーザー」を選択し、新しいパスワードを入力してください。新しいパスワードは、「手順3」で指定したパスワードと同じ値を指定してください。swrba_regist_passwordコマンドの詳細は、『リファレンスガイド』の「swrba_regist_password(プロセス制御のパスワードの登録)」を参照してください。
【Windows】
[%SWRBA_HOME% ※]¥bin\swrba_regist_password ※環境変数“%SWRBA_HOME%”には、Systemwalker Software Configuration Managerに含まれるSystemwalker Runbook Automationのインストール先が設定されます。 |
【Linux】
/opt/FJSVswrbam/bin/swrba_regist_password |
Systemwalker Software Configuration Managerを起動します。Systemwalker Software Configuration Managerの起動方法は、「3.1 Systemwalker Software Configuration Managerの起動」を参照してください。
スケジュール起動用のユーザーのパスワードの変更方法について説明します。
なお、ServerView Resource Orchestratorと連携している場合は、スケジュール起動用のユーザーのパスワードを変更できません。
変更手順を以下に示します。
Systemwalker Software Configuration Managerを停止します。Systemwalker Software Configuration Managerの停止方法は、「3.2 Systemwalker Software Configuration Managerの停止」を参照してください。
ディレクトリサービス上のユーザーのパスワードを変更します。ldappasswordmodifyコマンドを利用して、パスワードを変更します。
【Windows】
<OpenDSインストールフォルダー>\bat\ldappasswordmodify.bat -p 1473 -D "cn=Directory Manager" -w <LDAPの管理者DNのパスワード> -a "dn:cn=<スケジュール起動用のユーザー>,ou=users,dc=fujitsu,dc=com" -n 新しいパスワード -c 現在のパスワード |
【Linux】
<OpenDSインストールディレクトリ>/bin/ldappasswordmodify -p 1473 -D "cn=Directory Manager" -w <LDAPの管理者DNのパスワード> -a "dn:cn=<スケジュール起動用のユーザー>,ou=users,dc=fujitsu,dc=com" -n 新しいパスワード -c 現在のパスワード |
LDAPの管理者DNのパスワードの初期値は“admin”です。スケジュール起動用のユーザーは、本製品のセットアップ時に設定した値を指定してください。例を以下に示します。
例）
【Windows】
"C:\Program Files (x86)\Fujitsu\ServerView Suite\opends\bat\ldappasswordmodify.bat" -p 1473 -D "cn=Directory Manager" -w admin -a "dn:cn=swrbasch,ou=users,dc=fujitsu,dc=com" -n systemwalker#1 -c systemwalker#2 |
【Linux】
/opt/fujitsu/ServerViewSuite/opends/bin/ldappasswordmodify -p 1473 -D "cn=Directory Manager" -w admin -a "dn:cn=swrbasch,ou=users,dc=fujitsu,dc=com" -n systemwalker#1 -c systemwalker#2 |
Systemwalker Runbook Automationに新しいパスワードを設定します。swrba_regist_passwordコマンドを実行します。「スケジュール起動用のユーザー」を選択し、新しいパスワードを入力してください。新しいパスワードは、手順2で指定したパスワードと同じ値を指定してください。swrba_regist_passwordコマンドの詳細は、『リファレンスガイド』の「swrba_regist_password(プロセス制御のパスワードの登録)」を参照してください。
【Windows】
[%SWRBA_HOME% ※]¥bin\swrba_regist_password ※環境変数“%SWRBA_HOME%”には、Systemwalker Software Configuration Managerに含まれるSystemwalker Runbook Automationのインストール先が設定されます。 |
【Linux】
/opt/FJSVswrbam/bin/swrba_regist_password |
Systemwalker Software Configuration Managerを起動します。Systemwalker Software Configuration Managerの起動方法は、「3.1 Systemwalker Software Configuration Managerの起動」を参照してください。
LDAPの管理者DNのパスワードの変更方法について説明します。
なお、ServerView Resource Orchestratorと連携している場合は、ServerView Resource OrchestratorでLDAPの管理者DNのパスワードを変更してください。詳細は、『ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition 運用ガイド』の「シングルサインオンの再設定」を参照してください。
変更手順を以下に示します。
Systemwalker Software Configuration Managerを停止します。Systemwalker Software Configuration Managerの停止方法は、「3.2 Systemwalker Software Configuration Managerの停止」を参照してください。
LDAPの管理者DNのパスワードを変更します。ServerView Operations Managerのマニュアルを参照してください。
「ServerView Suite ServerViewでのユーザー管理」の「ディレクトリサービスアクセスの設定」
Systemwalker Software Configuration Managerに新しいパスワードを設定します。新規に起動したコマンドプロンプトから、以下のコマンドを実行してください。
【Windows】
[Systemwalker Software Configuration Managerインストールディレクトリ]\SWCFMGM\bin\swcfmg_environment -set -key user.ldap.administrator.password -value 新しいパスワード |
【Linux】
/opt/FJSVcfmgm/bin/swcfmg_environment -set -key user.ldap.administrator.password -value 新しいパスワード |
Systemwalker Runbook Automationに新しいパスワードを設定します。swrba_regist_passwordコマンドを実行します。「LDAPの管理者DN」を選択し、新しいパスワードを入力してください。新しいパスワードは、「手順3」で指定したパスワードと同じ値を指定してください。swrba_regist_passwordコマンドの詳細は、『リファレンスガイド』の「swrba_regist_password(プロセス制御のパスワードの登録)」を参照してください。
【Windows】
[%SWRBA_HOME% ※]¥bin\swrba_regist_password ※環境変数“%SWRBA_HOME%”には、Systemwalker Software Configuration Managerに含まれるSystemwalker Runbook Automationのインストール先が設定されます。 |
【Linux】
/opt/FJSVswrbam/bin/swrba_regist_password |
Systemwalker Software Configuration Managerを起動します。Systemwalker Software Configuration Managerの起動方法は、「3.1 Systemwalker Software Configuration Managerの起動」を参照してください。
